経営者だけでなく人事担当者にもおすすめだと思う

発売前に機会をいただき、読んでみました。

この「note」サイトで話題になっていた記事をもとに本になった「全店舗閉店して会社を清算することにしました。」福井寿和 さんの本です。

元のnote記事はこちら↓

飲食店を5店経営していた若手社長の著者さんが、そもそもなぜ飲食店を経営しようと思ったのか、組織の問題と直面した時にどう対処したのかの歴史から、

コロナ危機で何をもとに意思決定して、この結論にこの早い段階でたどり着いたのか、がとても分かりやすく書かれていました。

私が本を読んで思ったのは

これ、経営者の方だけでなく、人事担当者さんも読んだらいい、ということ。

経営者と人事の考え方って、逆!と人事の人は思っていることがあるかもしれない。

人にもっと手をかけたらいいと思うのに。この危機で研修費用減らされて悔しい。人の可能性も見ないでコスパはどうかって問われて悔しい。などなど。

でも、この本を読むとそんな甘い考えは吹っ飛ぶと思う。

最終的に責任を取らなければいけない経営者が何を見ているのか。そのために知らなければいけないこととは何なのか。

どんな覚悟で日々を過ごしているのか。相談する相手がいないということがどんなに苦しいことなのか。それを助ける体制を作ることができる人事というのはどういうことなのか。

この会社でもし働いているとしたら、人事担当者として何をしただろうか。自分に引き寄せてできることを考えたとき、きっと世界は変わると思う。

純粋に読み物として、ツッコミを入れながら読みましたが、とても面白かったです。

こういったリンクではAmazonを貼られることが多いですが、私はhontoファンなのでhontoのリンクを貼っておきます~。

福井さん、ありがとうございました!







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