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断捨離 Part2~22年前の自分を褒めてあげよう~

どうもです。
今回も家の掃除中に出てきた作品を紹介していきます!
前回の記事は ↓ ↓ ↓

今回の作品は、6歳のわたしが書いた絵本を本邦初公開。
タイトルは『ひよこ』。なぜ絵本を書いたのか。母親曰く、下の兄妹の世話で手一杯だったので長男のわたしには白紙の冊子を渡して黙らせていたそう。しかも、幼稚園を卒園してから小学校に入学するまでの間は、家にずっといたので特に絵本を書かせまくっていたようだ。
全頁紹介しますが、「ひらがな」がなかなか読みづらいので22年後のわたしが訳します。では、まず表紙から。


表紙

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1ページ
ある日、にわとりとひよこが住んでいました。明日はひよちゃんの誕生日。

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2ページ
いってきます! いってらっしゃい

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3ページ
出かけるよ。

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4ページ
1・2・3・1・2・3と出かけました。

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5ページ
いて。

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6ページ
ぴーぽーぴーぽー

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7ページ
大変だ急げ

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ラスト
お母さんを探せ

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~ 感 想 ~
 絵や文字からは、まだ小学校に入学する前という可愛らしさを兼ね備えながら、生きる為には食事をしなければいけない(2ページ目で母親がミミズ?を咥えている)という表現をしていたり、幸せな日常はいつ崩れ落ちるのかわからないよという社会に向けたメッセージを持つ作品になっている。
 さらに5ページ目では、左下で事故(?)が起きたのに対して、右上に「いて」の二文字のみを使うことによって、白紙部分をあえて広く使う技法を用いて事の重要さを読者に伝えている。
 そして、ラストは急に迷路(?)が始まり、救急車で連れていかれたお母さんをなぜか探さなければいけないという奇才ぶりな終わり方をする。左下に小さく「つづく」と書いてあるが続きは見つかっていない。

 以上、感想を述べたが、正直理解不能な展開をぶつけられて自然に笑えてきた。いろいろ悩んでいる時期だけど6歳の自分に背中押されるとは思わなかったよ。ありがとう。まだ捨ててないんだけど、写真に残したし、ゴミ箱に捨てるね。

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中村友隆
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