患者の予後を予測することをテーマとした線形代数の問題と研究題材の検討
2年生以降,先端医療学コースで研究を行う。その題材を予後予測とするのはどうだろうかと思い始めている。予後予測により要観察期間を提案できる。
要観察期間について
2016年に全国がんセンター協議会が発表した集計結果を見てみる。
胃がんの5年生存率は70.9%,10年生存率は69.0%。大腸がんの5年生存率は72.1%,10年生存率は69.8%。胃がんと大腸がんでは5年と10年で生存率はあまり変わりない。5年後生存する患者さんのほとんどは10年後も生存しているため,観察は