いい写真を撮れるように学びに行った話
SNSで何かと話題の幡野広志さんのワークショップに行ってきた。
幡野さんを知ったのはX(Twitter )で
「#誰かの写真を現像して恥ずかしいコメント一緒に返送した」 の企画をされてたのが最初だったと思う。
そのなかでとても良い写真を撮る方が居て、
めちゃくちゃ幡野さんも褒めてて
「いいなあ。自分も適度に力の抜けた上手すぎない写真が撮りたいな」 と当時思った。
その頃、自分はガチガチに上手い写真を撮ろうとしてマンネリしてたんだと思う。
ビビビっと、電流が走ったような感覚になって
幡野さんが気になってフォローしてた。
気づいたら例のご本
「うまくてダメな写真とヘタだけどいい写真」
を買ってて面白くて一日で読み終わった。
ラジオも好きだから
stand.fm も通勤中の車で聴いた。
こんなに誰かにハマったのは福山雅治以来かもしれない。オタク気質なもんで。
ハマったらどんどん突き詰めるタイプ。
二人とも異なる分野活躍してらっしゃるけど、惹き付けられる何かが似ていたんだと思う。
努力家であることとか、
自己表現を通じたメッセージを発信してるところとか。
あとは二人ともラジオも文章も面白い。
福山雅治も写真撮ってる。
ワークショップをされてたのは知っていたけど、岡山から東京は遠くてなかなか勇気が出なかった。
オンラインワークショップに参加してみて
良かったのだけれど、
「目の前で実演している所を見たい。」
と思いが強くなって勇気を出した。
カートにいれてポチっとな。
前日入りで新幹線で東京へ。
本当は8月末予定にしてたけど、台風で延期に。
担当の小池さんとやりとりして9月の誕生日近辺に振替してもらった。
ラッキー♪誕生日プレゼントは自分への投資にしよう。
東京には推しのコンサートで行くくらい。
一週間前になって急にそわそわしてきた。
「幡野さん実際どんな方だろう」 って。
優しい熊さんみたいな人て聞いてた。
あ、ご本人談ね。(幡野さんごめんなさい笑)
当日に会場に着いて集合時間の40分前くらい。ちょっと早く着いて暇潰しにウロウロ ソワソワしてたら、会場付近に狩野さんが居た。
「ワークショップの方ですか?」
「ソウデス、ちょっと暇潰しにうろうろしてました。」
「全然中に入って貰って大丈夫ですよー笑
会場は上がって玄関開いてる所です。」
「ハーイ。」
人見知りなのでちょっとぎこちなくなってしまったけど、安心した。めっちゃ聴いたことある声じゃん。狩野さんだわ。
会場に入って「いまなおです~」と
編集者の辻さんに名札を手渡してもらった。
「いつもいいねしてくれてる方ですよね!」
覚えてて貰ってて嬉しかった。
辻さんも声が特徴的なのですぐ分かった。
おお、幡野さんがいる。
推しがいきなり目の前にいる感覚に似て
ドキドキした。
声の通った安心感のあるお声だ。
前半は、本とオンラインワークショップの内容の復習になったけど、実際に目の前で講義されているとまた違った感覚で頭にスッと入ってくる。幡野さんのリアルな言葉と感情で聴けて良かった。プラスα な内容で濃かった。
周りの方は聴きながらメモを取っていて
ちょっと焦った。(筆記用具忘れてた)
自分は同時に複数のことをするのが苦手だから
聴くことに集中した。
後半は実践編。写真が上手くなるコツを教えてもらった。
幡野さん曰く、「上手くなるだけです。本当は教えたくないんですよね。目的になっちゃうから。
僕は教えられるけど、皆さんは教えられません。内容を他言しないで下さいね。」
はい、守ります!
三次情報になるからね。
stand.fmで
「かなり即効性のある方法」と
言ってたので気になってた。
実際に体験できて良かった。
あとで彼女に写真だけ見せたら
「りんご使うの絵のデッサンみたいだね。」
て言っててビビった。鋭い。
幡野さんも「絵のデッサンと一緒です」て言ってたわ。
実践したあとはお昼休憩。
ごはんが美味しいと聞いてて楽しみにしてた。めちゃくちゃ美味かったです。小池さん。
蒸し暑かったから食後のアイスコーヒーが染みた。
後半は現像の方法と、
幡野さんによる参加者さんそれぞれの
写真の設定の確認と講評。
「全て自分のことと思って聴いて下さい。」
一番指摘が多かったのは、測光モードの設定かな?
自分はNIKONのカメラでマルチパターンにしてたはず。だけど「分割測光」になってたみたい。
他の方のNIKONのカメラでも分割測光になってたから、もしかしたら仕様かも…?
こうして約8時間のワークショップ終了。
(予定より1時間オーバー!)
すごく濃い内容で飽きること無かったから
あっという間だった。
ワークショップが終わってからも余韻でしばらく残って、狩野さんと辻さんとで雑談してた。
幡野さんの本を持ってくるの忘れたけど、
代わりにメモ用紙にサインもしてもらった。
さて、これから長い実践編だ。
上手くなりすぎないように心掛けて
良い写真を撮ろう。
ここまで読んで頂き
ありがとうございます。