2020年11月振り返り
11月相場お疲れ様でした。
今月は3,454,983円で着地、前月比+703,902円(+25.59%)でした。
第1週目は11/3の米大統領選で荒れました。事前予想ではバイデン優勢、ただトランプも奮闘しており両者の差はわずか。どちらが優勢かニュースが流れるたびに関連銘柄(※)が激しく上下しました。最終的にバイデン勝利が濃厚となり暴落するかと思いきや上院を共和党が押さえたことをマーケットは好感、結局バイデンでも株高となりました。
(※)選挙前から再生エネ関連銘柄がバイデン銘柄扱いで強く上昇していましたが、11/3の選挙当日にトランプが一方的に勝利宣言をすると当該銘柄は翌日暴落、その翌日には再びバイデン優勢となり急激にリバウンドして上昇継続と激しい値動きを演じました。
大統領選がひと段落するとマーケットは上値追いモードになりましたが、11/10にファイザーのコロナワクチンの有効性が認められるとダウ・日経が急騰し、反対にナスダック・マザーズは大きく下げました。個別銘柄ではafterコロナ銘柄が急騰し、withコロナ銘柄(特に遠隔医療・オンライン教育銘柄)が暴落。また米10年国債利回りが急騰し、割高グロース株が叩き売られ、マザーズ指数は-6.38%の下げを記録しました。この日遠隔医療銘柄×好決算のJストリームはS安に張り付きましたが、その2日後からは好業績さが見直されて再び買われ出し、ケアネットなど同種の銘柄も上昇。一方BASEなどBtoCのwithコロナ銘柄は、パニック売りが落ち着いた後も下げたまま値を戻せずと明暗が分かれました。
11/16にモデルナのコロナワクチンの有効性が伝わると、またもマザーズ指数は-3.63%下げ、遠隔医療系・オンライン教育系をはじめ高PERマザーズ銘柄が暴落しました。一方でアメリカも日本も足元のコロナ感染者数が増加しており、東京の新規感染者数増加のニュースが流れるとafterコロナ銘柄が下げるという、with・afterどちらを買っても安心できない難しい相場環境に。また金利が高止まりかつ上昇トレンドを見せたことで割高グロース株に逆風となりました。
新興・小型株の軟調さとは反対に、景気循環株は日経平均とともに急激に上昇。特に半導体関連銘柄は連日の上昇であっという間に高値圏へ。その後も値を保ち強い動きを見せました。
このような中で、私のPFはファーマフーズへの集中投資が当たり月間プラスで終えることができました。
ただ月の上旬は苦戦しました。ケアネットを買って決算持ち越しを狙ったものの、上述のワクチン開発・金利高騰で期待値がわからなくなったため苦渋のLC。が、案の定素晴らしい決算でS高を付けました。結果論なので仕方ないですね。またずっと持っていたPBシステムズは決算を跨いで失敗。受注状況から見て今期も厳しそうだったため、泣く泣くほぼS安で投げ売り利確となりました。
月の半ばからはファーマフーズへの一点投資に切り替えました。マザーズ指数が不安定なため、銘柄を分散すると指数の下げに引き摺られやすくなると考え銘柄を絞ったのですが、結果的にこれは正解でした。また11/16に同社が通期上方修正を出し、11月いっぱい強含んでくれたことが大きかったですね。
月末時点PF