S.T. Publication

旅、音楽、食事を綴る。

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最近の記事

「GREENMACHiNE」/ GREENMACHiNE

これは。 これは、「Paranoid」の後の「Master Of Reality」だ。「Screaming For Vengeance」の後の「Defender Of The Faith」だ。「Ride The Lightning」の後の「Master Of Puppets」だ。 GREENMACHiNEが渾身の前作「Mountains Of Madness」から1年というまさかの短いスパンでリリースしたニューアルバム、「GREENMACHiNE」を聴いた時の僕の感想がこ

    • 「Kid A」から20年

      2010年に、2000年に起こったとある出来事を思い返して書こうとしたことがあって、でも、結局、何も書けなくて、2020年になったところできっと何も書けないだろうと思ったけれども、その書けなかった記録だけでも残しておこうと思った。 何よりも、2020年はそれどころじゃなかったね。 さておき。。。 書きたいことというのは、またか、と思われるかも知れないけれども、2000年、16歳の僕に起こった出来事、「Kid A」について。今年、何と、20周年だそうだ。 メディアは挙っ

      • Solsbury Hillからの眺め

        2月29日は、4年に一度訪れる、僕がLondonに住み始めた記念日。 生まれて初めての外国、生まれて初めての実家を離れた生活、よく決断したものだ。どれ程、行きたかったんだろう、London。 4年おきに来るこの日には、否が応でも色々考える。19歳の僕は今の僕を見て何を想うだろう、19歳の僕に恥じない生き方をしているか、等々。 格好付けて言えば、自分のライバルは常に自分であるのだろう。 Londonに住んでいて得られたものは多いが、中でも日本でなかなか観られないミュージ

        • 赤い季節

          それは、突然だった。 18年前、福岡で観送った、福岡のバンド、NUMBER GIRL。もう2度と観ることは叶わないのだろうと。 向井秀徳、田渕ひさ子、中尾憲太郎、アヒトイナザワはそれぞれ、ZAZEN BOYS、TODDLE、CRYPT CITY、VOLA AND THE ORIENTAL MACHINEとなって散って行った。もちろん、全て観た。 もう一度観たいと、再結成してくれと切望したことは無かった様に思う。最後を観届けられて、忘れられない思い出として残っていたので

          RAGE AGAINST THE MACHINE再始動によせて

          全てのライブは1回きり。次がある保証は何処にも無い。 16歳の時、初めてそれを痛感した。そして、それを一生悔やむんだと覚悟した。 2000年、RAGE AGAINST THE MACHINEは来日を果たし、僕が住んでいた福岡でもライブを行った。 中学生の頃からずっと好きだった、RAGE AGAINST THE MACHINE。それなのに、僕はあろうことか、期末テストの直前だからという、今考えたらとても些細な理由で観に行くのを諦めた。 するとどうだ、その直後に活動休止。

          RAGE AGAINST THE MACHINE再始動によせて

          挨拶

          旅、音楽、食事を綴る。 S.T. Corporationが送る出版プロジェクト、S.T. Publication。 よしなに。