B.O.L.T SPRING 2021【2部】(4/18) 観賞記

皆さんは覚えていますか?小学生から中学生に進んだときのことを。

給食が弁当になった・授業で英語が始まった・身体にいろいろな"変調"を来すようになった(内容は自主規制しますw)・学校に通うこと自体が楽しくなったor嫌になった・・・・。しかし、とある二人の女の子にとっては、

自分たちが楽しいことに加えて、
人にも楽しんでもらうということには、
大変なこともある

という、学校生活だけでは決して知ることのできない、一足早い「大人の社会」を垣間見られたのではないかしら?そんなB.O.L.Tの新たな章が始まったともいうべき、ここ、

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KANDA SQUARE HALLでの、表題ライブの模様をお届け。

この日のB.O.L.Tは、3月27日の「SYAONKAI(新宿BLAZE)」以来の一日がかりの活動で、まずは、そのSYAONKAI参加者を無料で招待して、しかもポスターやその日のためにYOUTUBEの毎日配信企画で使用した非売品アイテムを"父母兄姉"にプレゼントするという「同窓会」という抽選イベントを行い、その後に2部構成による完全ライブイベントを行うスケジュール。小生は、前記事のとおり、スターダストプラネットの僚友・アメフラっシのフェスがあるために、この同窓会と1部は観賞せず、特典会参加のために午前中立ち寄って、

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これらを確保したのだが、このちぃちゃんの特典券が早い段階で終了したと知り、そりゃあ両部の間に実施の特典会の、あの行列も納得だわ。だって、配信もされた同窓会で、

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いきなりこんなににじり寄ってきた麗しさを目にしたら、ますますあの行列も納得(これも小生は普段書かないし、書くことはしないのだが・・・)。それによって小生も前現場の入場が遅れてしまったんだが、ともあれ、この同窓会も1部のライブも順調に執り行われて、小生も、

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ただただ拝むしか術はなく、

この、ひたむきな姿勢には、

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ただただ涙するしか術はなかったのでしたがしかし!往々にして旧3Bjuniorのグループでは、2部構成ライブでは片方がひまひとつの評価、とされることもあったし、油断はならない2部のライブは果たしてこのような崇拝と感涙を強固にすることにはなったのか!?

小生はこの2部は完売間近のギリギリに購入したため、席は17列1番という最果てで、なんと18列19列はほぼ親族関係者のエリアという、これも久々のことだったねえw。お馴染みのTさんの血筋の方は、本当によくいらっしゃる。
このホールは縦に長いのでステージまでは20メートルはあるかな?双眼鏡はマストだったけど、ステージが高いのか、あるいは新コロ対応で椅子席の間隔があるので、それほどステージが観難いということはなかったね。そのステージ上にはとくに飾るものはなく、BGMもとくに「らしさ」はなくホール側の流すものに耳を預ける中で迎えた開演17:00、暗転の上手側から登場した4人、よくみるとこれはいわゆる「なんちゃって制服」で、ちぃちゃんとあやちゃんはグレーのベストにワイシャツ、るんぱんと菜花ちゃんは紺のベストにワイシャツで、それぞれチェックのスカートという装いで、

1 BON-NO BORN

からスタート。この段階で、とくにあやなのが、歌唱とか以上に気持ちをこめて歌うんだ、というものが伝わってきたので、ああ、これも良い形で終わりまで迎えるだろうなと安心はしたね。うまく・外さず歌おう、よりもひときわ声張ってシャウトに近かったからね。でも、これが終盤から、冒頭に書いた「大変さ」のひとつとして現れることに繋がるんだけども・・・。

2 宙に浮くくらい

アルバム音源で常々、この2曲の流れが間髪入れないホントによい繋がりなので、それがライブでも同じセトリで続くと小生はうれしい。そして、こちらも、いや、るんぱんは早いときから、会場をあおって一体化を促すのには長けているけど、跳んで!ジャンプ!手を振ろう!と早い段階で一体化をさせやすい曲が続くのも良い流れ。

挨拶と自己紹介では、るんぱんの「OJK!」には、OLD JK?とはちぃちゃんのツッコミか。なんだろう、JKのOBってことかしら?次のMCでは、宙浮くの間奏で、JKだー!って言ってたそうなw。まで制服いけるね、とも。この2部はSRRINGということで、より春らしいこともしますのでお見逃しなく、とまとめて、

3 Don't Brink

へ。最後方から見るメリットは、小さいけれどステージがすべて視界ひとつになるので、当然4人も視野に収まるが、この、あやなのも含めて4人が同じダンスすることが多くなったと思う最初の曲の揃いも良いよね。しかし、これもあとで菜花ちゃんからだっけか、大変だった、と言わしめるものが観られるんだね。

4 SLEEPY BUSTERS

「こういう生き方があっていいのかもよ」のサビ部分も、もちろんシンパのファンが大半なので、当たり前のようにみんな左右に手を上げ下げするけど、後方からみるとこれもまた、ステージと客席が合ってて良いね。

5 axis

この曲ラストの、24時に~以降は、軽く屈伸するレベルで「跳ぶ」のが合うなあ。あとは、あやちゃんがソロパート部分で一生懸命にって感じで歌うあたり、さすがに体力的にもくるころかと思えたが、この後二人には、あの「再演」が待っていたんだね。

暑い!とるんぱんとちぃちゃん、制服衣装ってのもあるが、やはり今日も広めのステージを動き回るのでそうなるわけだが、ちょっとお座りを、と促して、ここで、前回SYAONKAIで、見られなかった人のために、ということでさっき書いた「再演」、そう、あやなののピアニカ・リコーダーセッションが再披露されることに。

しかし、あやちゃんも、さっきちょっと見せた疲労は、当然ここでは見せずに、2度目ということで二人の緊張よりは、落ち着きが感じられた演奏を披露(星が降る町・夜更けのプロローグ・足音・寝具でSING A SONG)。この辺は、むしろあと数年後に、例えば再演してってなると、むしろ緊張感が増してくるかもね。まだまだ小学校時代の授業で、指が覚えているだろうからね。終わってから、

るんぱんが、

二人にしか出せない音だね

という感想を口にしたんだけど、まさにそういうことだなあってさすが「ニセJK」はうまいこと言うねw。

あやなのに負けてられない、ということでもないだろうが、ちぃちゃんが思わせぶりに、次は私達からも春を感じる曲をお届けします、と来れば、スマイルフラワーと思いきや、なんと小生は先月、かつての仲間がとある発表会で、締めの曲に選び数年ぶりに、世の中に甦えらせた、

6 タンバリン、凛々

ロッカジャポニカの、会場限定という形でしかリリースをされなかった「不遇」ともいえる良曲を、あの時の元メンバー・平瀬美里からのリレーであるかのように歌い踊る4人。この、ゆらゆらり、の手の動きとかも、極力みんな合わせて、みたいな指示も当時からあったんだろうな、とうかがわせる繊細な動き。さらに、あの時と同じく、こちらの、

7 ぶっちぎりデイズ

という、みぃちゃんのアゲ曲が、示し合わせたかのように続けて披露。いま、「ひろう」と打って、「疲労」が出たんだけど、これはあやなのにとって、本当に疲労が一気に襲ってきた曲になったんじゃなないかな?これをロッカジャポニカは、へたしたら2時間ライブの終盤とかに歌ったこともあるんだから、まだまだ体力はこれから備わってくる2人には、ハードワークとなったかも。

曲後に、菜花ちゃんは「ロッカジャポニカさんの歌が歌えて嬉しい。また、別の曲も歌えるようになりたい」、あやちゃんは「(るんぱんとちぃちゃんの)二人に近づけたような気がする」と、まあ、確かに優等生発言ともいえるけど、同時に、ダンスとかも大変で、といっていたように、これなんかも、

人に楽しんでもらうための産みの苦しみ

と言えるんじゃないかな。客席の多くは、ロジャポからのファンで、彼らに当時と同じ振り付けで、しかも歌も一定程度聞いてもらうというのは、レッスンも一苦労だったろう。プライベートでも中学校生活は始まってるところだし、覚えることは公私にたくさんあるところで、ここは本当にありがたいことかもしれないね。

8 淡い空

この2曲のあとだけに、「思いが溢れすぎて 夜更けに一人で泣いた」の歌詞がしみる、新旧のリレーでもありましたな。そして、ロジャポの旧曲について、

るんぱんが、
曲も喜んでいるでしょう・・・


もう、さすがOJK!

しかし、まだまだ終わらないSPRING、今度は、この間のフジテレビNEXT「ガチンコスターダストプラネット」のオンエアでもあった、13歳になったあやちゃんの、

8 はじめてのチュウ

を、なんと番組の演奏担当、コアラモードの小幡康裕さんの、おめでとうの声から、本人の生演奏のオケで歌うという粋な演出も。あやちゃんも、どうやらこの時は裏声もほぼ出づらくなっていて、喉がかなり厳しいかったけど、セリフ部分は、それこそ冒頭のボンノボーンのときみたいに、心で叫んで、という感じで、意地みたいなものまで見せたね。

曲後に本人からも、のどが厳しくなっちゃってとあるものの、皆さんの応援に支えてもらって楽しく歌えました、と伝えてくれたあやちゃんには、改めてのハッピーバースデー!るんぱんとちぃちゃんにもっと近づけるように13歳の私も宜しくお願いします!と宣言。

一気にラストスパート!ともう一度ちぃちゃんが奮い立たせて、

9 スマイルフラワー

背景は無機質なホールのカーテンだったけど、小生にはMV同様の、春の黄色い花に包まれた4人が見えてたよ。あやちゃんの不調は、ホント同僚の菜花ちゃんが、カバーするとでもいうように、腹からしっかりと声出していたと思うし、今後はこうしたライブ中のカバーとかも増えてきそうね。そして、

10 寝具でSING A SONG

が、本編の締めには本当にふさわしい、終わってしまうけどまた夢を見て会おう、そんな連想が容易い良曲で19:12終了。なんか、この曲の場合は、終わったらそのまま暗がりで退場するのが映える気がするので、一度そんな演出も見たいね。

アンコールでは、新デザインのTシャツと、赤のいもジャージwww、というスタイルで、聴きなれないBGM?新曲?ではなく、例の、はじめてのチュウ、の英語バージョンというか、これが原曲なのかしら?

11 It's the first kiss

を英語バージョンで4人で歌う。このときの、

ちぃちゃんが、

あやちゃんと菜花ちゃんと、

それぞれに寄り添ったり、

じゃれあったりと、

それが母なのか姉なのか、

同僚なのか友達なのか

ときに麗しくときに可愛く、ときに妖艶な高井千帆もまた、もっと世に広がってほしいエンターテイナーだね。

赤ジャージなのは、Tシャツを外だししないと、下のあやちゃんの顔が隠れてしまうという、細かな気遣いもちぃちゃんのなせる業なのか、そこもほっこりした後は、1部では疲労済みという、歌がなかなか大変で、サビはいつか声出せればみんなで歌いたいという、スマイルフラワーのカップリング、

12 アワカラー(淡カラー?泡から?現状で表記不明)

アップテンポなロックバンド調全開のズンズン曲で、「今君の見てる世界は・心の景色も・君と別々の日々が・未来は君の向こう側で・誰もが一人・目を閉じれば甦る・君が映る世界で・重なる心震える・一つにならなくても」とか、やはり恋とか愛とかとは遠い、前向きな励ましタイプの、旧3Bjunior時代から通じるともいえる曲かな。音負けしないような、ひときわ強い声があったほうがいいと思った、やはりあやなのはもちろん、決して歌唱上位とも言えなかった、るんぱんやちぃちゃんにも、厳しい曲かもしれないけど、

それこそ育てれば化けるかもしれない、そんな曲にしてほしいね。

13 星が降る町

この位置で歌えば、るんぱんの「跳べ―ー!」が魂の叫びと感じられるほどにはもうアツい会場は、跳ぶ率も高かった。最後までステージ狭しと動いた4人。

青山・13歳のあやちゃんおめでとう!復帰で「野獣」化したちぃちゃんと、結構支えてくれたるなちゃん(るんぱんの苦笑!ついで感がね、の苦笑いwww)みんなに支えてもらい楽しめました。毎回こうして開催できるように1日1日を大事にしてゆきます。

内藤・この企画は、某フェスの真似で、パンクっぽく春っぽく、をテーマで取り組んだ。ぶっちぎりデイズの「どんな困難も乗り越えて」みたいに、いつかBOLTでも、また大きな大発見につながる活動をしたい。星が降る町での景色(客席の無数のペンライトの光)が嬉しかったです。

高井・完全に復帰したとはいえ不安もあったけど、今日しか見られないって人もいるだろうから最高のステージを届けたかった。音に身を任せてみて、違う自分を見つけられた感じもした。今日がBOLTのまた第一歩のつもりで、皆さんにも楽しく期待してもらえたら嬉しいです。

白浜・私にはソロとか演奏とかいろいろあったけど、途中から声がかすれたりとかすみません。二人(るんぱんとちぃちゃん)には支えてもらったり、菜花ちゃんと一緒に頑張れたし、皆さんの応援に支えてもらいました。第2回があればもっと楽しく熱いライブにしたいです。

と、これで最後じゃなかった。菜花ちゃんが真ん中でマイクを掲げれば、

14 足音

で気づけば19:45、あやなのシンデレラタイムもそろそろという時間に。1部こそ見ていないけど、どうやら今日の2部も含め、どうやら申し分ない、新年度の門出となった模様でありました。

中学一年で、しかも出ずっぱりの2時間、しかも生歌激ダンスのスタプラ特有の激務を、2時間弱務め上げた二人だけど、あやちゃんの声じゃないけど、これからはアフターケアやオフの過ごし方、公私の分けと、そこに人間一般的な思春期の複雑な心と、実はこれからは、また違った困難にも直面するかもしれない。それらは無理に超えるものでもないし、強制とかなんて絶対できない。だからこそ、これまでの良かった対処やダメだった対処もすべてありのままに、二人のケアを施してもらえればいいし、るんぱんやちぃちゃんだって、そこに我慢みたいなものは不要なので、今年度でちぃちゃんも文字通り成人となるわけで、彼女達の声を活かしながら、チーム一体で、これからを運営していってほしいね。そんなことを、このところのスタプラグループの出来事、とくに最新の出来事も併せて、B.O.L.Tの新年度の素晴らしいスタートで思いましたな。

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