いぎなり東北産 Power Into Tohoku ツアー いわき1部(5/2) 観賞記

予想どおり、ゴールデンウイーク期間の緊急事態宣言対象都府県では、多くの、いわゆるエンターテイメントの灯りが消えて、それらに積極的に時間と労力、そしてなにより、お金を投じるファンの活動も奪われた。そのお金が流れる先は、〇チン〇か競〇か投資か、願わくば、次に灯がともるまでプールされてほしいが、でも、切実なのは、エンタメ(に限らずどの業種も、そして小生自身も同じだろうが)は、次に灯がともるまで明日があるのかも厳しい、ということで、その先行きにはますます闇を感じてしまう。
それでも!、小生のように余力がまだあるのならば、その仲間内に回していこうじゃないか!というこじつけが出来たのが何よりの僥倖。5月2日は、ここ、

いわきPITでの、「みちのくのスターダストプラネット」いぎなり東北産のPITツアーの1部にお邪魔。

世の中は、ほの暗い自主制限モードだから、小生も、この、

ひたち3号の中では、乗車するや即おとなしく目と口を閉じその身を任せ、ふと目を開ければ、

おう!ここがいわきのPITか!いわき駅を出たらまもなく車窓に映ることは事前学習のとおりよ、と自画自賛したはいいものの、

えっ?あれ?
いわき駅出た、だ、と・・・


そうなの、この、ひたち3号、常磐線再開通の目玉でもある、仙台直通便なのよT_T。
そうなれば仕方ない、どうせ不埒とされる外出野郎だ、3週間前に1年ぶりに復活公演を遂げたあの地でも見てから戻ろう、ということで、

で降りれば、

浪江女子初組合、どこー!?
と探したら、いたよいたよ、

道の駅なみえの、

こんなところにwww。

しかしそこは本数も少ない福島県の常磐線。行列のなみえ焼そばフードコートに並ぶ時間はなく、すぐさまとって帰り、今度は、

いわゆる普通の常磐線で、小生は実に20年以上ぶりに降りた、

いわき駅から徒歩10分、やや雨脚が強い中PITに到着、13:40。

A列からM列13列の、横は椅子が19席の1席あけ配置で、130名ほどの集客体制のようで、やや少なめかなと思ったが、やはり今日は2部とも完売(3日の追加公演も同様に完売)。一応一般販売で買えたんだけど、これも自粛モードのなせる業であったかどうか。なお、そんな駆け込み購入で座席はM列だったけど、このPITは後ろは階段状態で、最後方でも見やすく、ステージ距離も10メートル程度なので、これは素晴らしかった。おまけにすぐ真後ろがPAで、小声でスタッフの、○○もう少し下げて、とか指示も聞こえたり、担当マネージャーのキャプテン(飯尾氏)が出入りしたりと、これはピーピンガーとしても良席か!?www

さて開演14:02に影ナレ、そこでも今日は急遽体調不良で、いぎなりちゃんの桜ひなのさん休演の告知がされてから、場内BGMは、かつて復興黎明期に流行った、福島が好き、のあの曲になり14:05、それがぶつ切られて、このツアー用の出囃子なのか、メンバーが、

パワーイントゥ
東北!


でステージに光が灯り、この、いわき公演ではメインとなる、とうほくちゃんの5人が配置につけば、










ええと、読者の方には残念なお知らせ。
実は、このライブ中、メンバーから、

このツアーのセトリや内容は、
終わるまで、SNSなどでの拡散は、
しないようにね!
とのアナウンスT_T


はい、確かに小生は、泡沫ブログを良いことに、ツアー公演や映画演劇、基本、

ネタバレ上等!

の倫理観無し野郎だから、義理もなく書くべきなところ、さすがに、演者から言明されるとねえ、弱いものだし、まあ、少し真面目にいえば、エンタメが貴重な時代だからこそ、そこに敬意を表すのは、無名な泡沫ブログ書きも該当するんじゃないか?と考えて、今回のものは、例外的に今まで以上主観まみれで、かつ端折ることに。今後は、是々非々で書いて行こうかな。

がしかし!
そうは言っても、
そのライブで、
ここは!ってのだけは、
やはり書きたいのよ知らせたいのよ!


ということで、それは冒頭に訪れたので、まあ、それでも具体的な固有名詞は避けますが、ほぼネタバレで書いてゆくと・・・。

一曲目に、小生初めて生で見たかもしれない?あの、学校生活のメインイベントのひとつの、ある時間帯だけをクローズアップして、そこでの実演行為が呼び物となっている曲wwwを、途中当然ぶつ切るのだが、葉月さんが、

ねえ、
やっぱり、こんな夜は、
こ  い  ば  な  でしょ?
みんな、 好きな子の頭文字を、
言ってゆこうよ?

と提案。すると吉瀬さんが、恥ずかしげにも、

名前に、
か(ka)
がある人が好きなの!

と惚気る。
しかし、その次に、北美さんも、

あれ?
私の好きな人も、

が入ってるんだけど・・

と応じると、気配は怪しくなり、安杜さんも、

私の好きな人も(か、あり)
その人とは給食の時、
お箸交換してもらったの

www。この感染症対策のご時世的に、箸交換はダメよ、と老婆心はさておき、律月さんも、

もちろん、か、の人!

となると、いよいよ葉月さん、

みんなが、まさか、あの人なの?
もう許せない、闘いだ!

となり、結局オノロケムードから、あの学生生活の定番イベントの一夜は、曲どおりのバトル開始に。
だが!そこに、そう、まさに、

か(ka)

の文字がしっかり名に刻まれた、その人が、

呼んだ?

と入ってきた、

橘花(か)怜

www。この時の花怜くんの、とぼけたというか、素でホントに呼ばれた?って顔が、もう、ネタバレ禁止を侵させるには十分過ぎる表情だったよ。ホントに、このグループは、台本を確実に面白く昇華する芸達者がたくさんだね。
で、オチは、みんな首を横に振って、

お前じゃないから、
(行為で使ったものを)片付けていって

と、曲に戻っての後始末にも花怜くんを使うという見事な演出で、ちなみに、最後まで、


が誰かも回収しない

というオマケまで付いて、これで6500円でも小生十分満喫。
次曲もとうほくちゃん5人で歌ってから挨拶でも、背中にあるものを背負って、そこから5人がたくさんの何か、を落として、それがまたトークのテーマになっていて、5人それぞれ、そのものをなぜ好きかを語るという流れに。これも見事だったが、唯一は、さらに後ろのスライドで5人の小学校以下の時代の写真を見せたのが冗長かな、という点で、いぎなりちゃんの3人を呼び込むのも遅れたのもあったかな。ちなみに、伊達花彩は、小生も気づいたが、声も野太く枯れてしまい、背中痛に加え喉痛めとか。しかし後ろで着席時、ソロは少なかったが、負けまいとの表情でマイクに向かっていたね。
3曲めで、全員で、東北インバウンド収録の、律月さん目立ちめのを歌うが、またとうほくちゃん5人で、しかしこれは唸ったカバー曲。これは、スタプラグループの曲を一曲カバー予定で、5人侃々諤々の末に決めたそうで、ヒントは、魔法少女の律月さんにピッタリだとか。ちなみに元々持ち込んだのは葉月さんで、もうひとつヒントは、ももクロ楽曲。そして、5人中4人がももクロ楽曲を持ち込んで、ひとり吉瀬さんは、ukkaの楽曲を希望と、これは今後の、仙台や豊洲の各PITであるのかしら!?
ツアーのお供えアイテムの、こけし(北美さんのは、紫の不気味ななにかだったぞwww)を紹介してから、ここからは写真のみ撮可の、1人ずつのソロ(カバー曲)で、以下ヒントのみ記しますか。

葉月・朝の惣菜に合う魚干物名前がグループ名の、明後日じゃない曲。

北美・巣鴨の隣を愛した、福島名産

吉瀬・MLBの下部組織に、恋とか雨とか

安杜・韓流に対抗できる日本の女性グループ(確か活動終了したんだよね)の、謝罪してせっぷん!?

律月・かつてスタプラで活動していたヒトを妹に持つ楽器演奏者がいるグループの、律月さんそのもの、という曲

これは、みんな自分が歌いたい曲を選んでから、自分以外なら誰が歌うと楽しいか、の観点で組んだという、こちらもなかなか練った構成でしたな。
そして今度は5人で、例の2ndアルバム「東京インベーダー」に収録の、ある曲を初披露?年齢がある段階になると云々ということをラップで歌い繋ぐ格好良い系の曲を終える。このブロックは、小生主観的には、

吉瀬さんが、
なかなかの歌唱だと気づかされたね


いぎなりちゃんのあの3人がいるが、吉瀬さん含め6人も、スタプラメンバーよ。その中で、こうして光を当てる機会を増やすだけでも、ファンもだけど、演者自身も力の発揮場所としても素晴らしい試みだと思えたね。
曲後にとうほくちゃんを呼び込むと、待っていたとばかりに藤谷さんが、前髪がどうのと話出して、我が後ろのPAからスタッフの苦笑がw。そんな藤谷さんに、初披露曲の流れなんだけど、

北美さん、
なんで美海(藤谷)ちゃんと、
成人が一緒なのよT_T


と嘆けば、PA卓からも、会場からも同じ苦笑が漏れてきて、今日は終始おとなしい伊達花彩も、

みうちゃんは、まず楽屋で、
スーツケース開きっぱなしを直して


と真顔が怖いアイカツ主役でしたなwww。

こんな私たちですが、これからも皆さんよろしくお願いします、お願いしますと畳み掛けたら、あの曲で、しかしまたもセトリが絶妙なのが、次に、歌の振り付けとしては激しいアレ繋がりで、やはり先輩スタプラグループの、よくアルファベット3文字で略される曲を全員で歌う構成。東北産自身も昔はカバーさせてもらうが、自分達の曲も増えてきたので、久しぶりに歌うならこの流れで演りたかった、と葉月さん。この時に、このツアーは自分たちのセトリや構成だと明かされて拡散は控えて、となったんだよね。
そしてラストのブロックへと雪崩れ込み、まずは、小生二年前タワレコ錦糸町のリリイベで、「一番可愛いメイクは笑顔」なんてフレーズが素敵と感じた曲と、アニソンみたいに格好よい英語タイトル曲、そして、いかにも「仙台」の夏、を感じさせるバラード調の曲から、ラストはとうほくちゃんの5人だけで、こちらも英語タイトルで、しかも歌詞も英語が多い曲と、聞かせながら切ない思いに余韻残させる選曲も素晴らしいまま、最後だけ、リーダーの花怜くんが、以上!で締めて、さっと15:40に引き上げるという見事な幕切れ。もちろん、キャプテン他大人の導きがあればこそ、ではあれども、単なる地域のアイドルグループのレベルは超越した、どこに出しても素晴らしいグループであることを、改めて認識できた素敵な時間を貰いました。

ということで、主現場(旧3Bjunior)以外にはなかなか参加しない特典会にも、今日は余力ある者として、

さ、三千円

いやいや、バカにしてはいけない、命を洗ってくれた彼女達に少なくて申し訳ないが心付け。でも、そんなおやじにも嫌な顔せず、楽しい動画を残してくれた二人でした。

(最初に動画貼ったらエラーで記事が保存できず、こんな画面で勘弁を)
またまた、記憶に残るゴールデンウィークをありがとう。撮影者のキャプテンにも、そう言い残して、常陸路を再び南に戻った小生でした。

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