家族談議。
お父さん(65)と妹(40歳FoodWriter、元辻調理師専門学校講師 どっちも料理ショーや四川料理陳建一アシスタント 上沼恵美子3分クッキング)と弟(38歳三菱自動車本社設計士)とお母さんの話で盛り上がる。
おばあちゃん(89)は、お母さんの天敵だけあって、ビックリしたというわりに泣かないでサラッと淡々としており、また葬儀場にもいってない通夜までいかないってほんと、この人は天邪鬼だし、お母さんの天敵らしい最後の関わり方。
血圧の数値や糖尿病になっていた、ようなのに薬嫌いが災いし、右といえば左を選ぶ天邪鬼だからね、お母さん。
医者に言われたことを守らず、自分も悪いところはあるとおもう。他に方法がなかったのかな。死すべくして死んでしまったではないか。
ひとって、薬をちゃんと処方通りに飲まないと死ぬこともあるし、89歳で処方通りの薬を飲んで生きているおばあちゃんもいる。
薬は、ちゃんと使えば毒じゃない。副作用もあるだろうけど。
65歳って昔はこのくらいでみんな亡くなっていたんだから
薬とかワクチンとかで長生き出来るようになった、んじゃないだろうか。薬飲まずに65歳でご臨終したわけです。
妹がふきのとうと茄子と椎茸を天ぷらにしてくれたのだけど、流石元中華料理人よね。テレビ局のアシスタントしていただけあって美味すぎてビビる。
『プロみたいな味だよ!』と言って、妹から『( ̄▽ ̄;)プロなんだよ!失礼な!お姉ちゃん馬鹿なの?!』始終、エヴァンゲリオンの惣流・アスカ・ラングレーのような切り返しをされる私。
そうだ……プロだから講師とか、テレビ局のアシスタント料理人していたんだった。すみません、アホな姉で。日本語ちょいちょい間違えてるからなぁ書き手なのに致命傷な気がする。でも文章で賞を取ったりしているのだけど。(昨日、ヤクザだけどクッキーやいたよさんのSpoon川柳企画1回戦敗退しているからジャンルによっては戦力にすらなれてない)
あとお母さん小銭ためていたらしくて
それを銀行に預けると10万近く小銭があったらしいのだけど、いまは銀行に小銭を預けるのにお金がかかりその手数料が18000円だったよってお父さんが愚痴る。
あー( ̄▽ ̄;)ほんと、どうしようもないよねぇお母さん。さすが私のお母さん。
ゲラゲラ笑いながらお母さんの生きてきた軌跡をお父さんと妹と弟と話す。
おっちょこちょいでさ、カラスみたいにいろんなもの集めてきちゃうしさ、服たくさん買うのに同じ服のび太くんみたいに着ちゃうしさ。
小銭あるのに1000円札でばかり支払いしちゃうしさ。お財布のなかに、レシート貯めまくるしさ。
ドレッサーには、大量の服があり、あれだけの新品の服があるのに、なんで着たきりすずめのように同じ服着ていたんだろうか。
あの服はなに?コレクションなの?服をタンスにコレクションしてた?!
とりあえず、着てない服で着れそうなのは形見分けで私が貰うことにしよう。背格好も顔も似ているから私が着たらいいわ。
こんなにネタがあるの、お母さん。
いや私もあるか。あー私がこんななのは、お母さん譲りなのかもしれない。
明日は納棺師さんがメイクしたり、綺麗にしてくれるらしいから、棺桶にいれる洋服を妹と一緒に選ぼうと思う。