![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/155918681/rectangle_large_type_2_940027eac678d0f132e9790218d8d74b.png?width=1200)
もしも
「一寸法師」が「一尺法師」だたら、、、
物語を面白おかしく作り直してみましょう!
---
昔々、ある村に「一尺法師」と呼ばれる小さな僧侶がいました。彼の身長はなんと一尺、つまり約30センチ。普通の人間からすると、ちょっとした小さな子供のような大きさです。
**ある日、法師は村を旅していると、特大の椀に出会いました。**
「これは私のために作られたものか?」と法師は思いました。彼はその椀に乗り込み、仲間の動物たちを呼び寄せました。すると、ネコの「ミケ」がやってきて、椀の中で大きく伸びをしました。
「おい、ミケ!乗ってくれ!一緒に冒険に出よう!」と法師が叫ぶと、ミケは困惑しながらも椀に飛び乗りました。
**その後、法師は椀を舟のように使い、川を渡り始めました。**
川の流れが強く、椀はあっという間に流されてしまいました。「しまった、私が漕がなければ!」と法師は必死に漕ぎましたが、ミケは椀の端に座り込んで「おやつが欲しいにゃ」と無邪気に言いました。
**そんな時、巨人のような大きな魚が椀の周りを泳いでいました。**
法師は思わず「おい、魚!私を狙うな!」と叫びましたが、魚は興味津々で近づいてきました。すると、法師はその魚に向かって「お前が私を食べるなら、まずこの椀を食べてみろ!」と挑発しました。
**魚は椀を一口で飲み込もうとしましたが、法師はすぐに反応して、手を伸ばしました。**
「待て!これは私の特製椀だ!そんな簡単に食べられるものじゃない!」
**魚は驚いて、一口飲み込むのをやめ、法師に興味を持ちました。**
「そんな小さな奴が、こんなに大きな声を出すとは!」と魚は笑いました。法師はその瞬間、思いつきました。「もし私がこの魚を仲間にすれば、もっと大きな冒険ができるかもしれない!」
**こうして法師は魚と友達になり、二人は一緒に新しい冒険に出かけました。**
椀は舟としてではなく、今や魚の背に乗ることで、広い海へと漕ぎ出していくのでした。
**結局、法師は魚と一緒に様々な島を訪れ、珍しい食材を集めたり、海の生き物たちと交流したりしました。**
そして、村に戻った時には、村人たちに「一尺法師と魚の冒険」として語り継がれる伝説を作り上げたのでした。
---
こうして、「一尺法師」はただの小さな僧侶ではなく、魚と共に広大な海を旅する冒険者になったのです。大きさが変わるだけで、物語の展開も大きく変わることがわかりますね!