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都道府県別 雷日数 突風発生数ランキング
気象庁のデータを使用して雷日数と突風発生数の都道府県別ランキングを作成してみました。1位になってもあまり嬉しくないランキングですが、何かの参考になれば幸いです。
雷日数
1981年~2010年までの雷日数「雷電(音と光)または雷鳴(音のみ)」を観測した日数の30年間の平均値で都道府県別でランク付けしました。予めお断りしておきますが、観測地のほとんどは都道府県庁所在地で、例外なのは埼玉県が熊谷、千葉県が銚子、滋賀県が彦根、山口県が下関です。同じ県でも地域により雷日数が全く違うため、あくまで参考としてご覧いただけたらと思います。
雷日数ランキング
01位 石川県(金沢) 42.4日
02位 福井県(福井) 35.0日
03位 新潟県(新潟) 34.8日
04位 富山県(富山) 32.2日
05位 秋田県(秋田) 31.4日
06位 熊本県(熊本) 26.6日
07位 鳥取県(鳥取) 26.4日
08位 島根県(松江) 25.4日
09位 鹿児島県(鹿児島)25.1日
10位 栃木県(宇都宮) 24.8日
11位 福岡県(福岡) 24.7日
12位 宮崎県(宮崎) 24.1日
13位 佐賀県(佐賀) 22.6日
14位 奈良県(奈良) 22.2日
15位 沖縄県(那覇) 21.6日
16位 長崎県(長崎) 21.1日
17位 群馬県(前橋) 20.4日
18位 京都府(京都) 20.3日
19位 大分県(大分) 20.0日
20位 岐阜県(岐阜) 19.9日
21位 埼玉県(熊谷) 19.7日
22位 山口県(下関) 18.7日
23位 長野県(長野) 18.6日
24位 滋賀県(彦根) 18.1日
25位 静岡県(静岡) 17.0日
26位 茨城県(水戸) 16.7日
27位 愛知県(名古屋) 16.6日
28位 大阪府(大阪) 16.2日
29位 青森県(青森) 15.5日
30位 山梨県(甲府) 15.4日
31位 高知県(高知) 15.2日
32位 広島県(広島) 14.9日
33位 山形県(山形) 14.7日
34位 徳島県(徳島) 14.6日
35位 千葉県(銚子) 13.8日
36位 岩手県(盛岡) 13.7日
37位 三重県(津) 13.6日
38位 兵庫県(神戸) 13.5日
39位 福島県(福島) 13.3日
40位 愛媛県(松山) 13.2日
41位 東京都(東京) 12.9日
42位 神奈川県(横浜) 12.6日
43位 香川県(高松) 12.3日
44位 岡山県(岡山) 11.9日
45位 和歌山県(和歌山)11.8日
46位 宮城県(仙台) 9.3日
47位 北海道(札幌) 8.8日
1~3赤、4~10柿、11~20黄、21~30緑、31~40水、40~47青。
結果、冬季雷の発生が多い日本海側の地域が上位を占めました。低気圧や前線の影響を受けやすい九州も上位に入っています。雷銀座と言われる北関東は栃木県の10位が最高、北関東の場合は夏季に集中して発生して冬には滅多に発生しないことが影響しています。ただし、10位以下に関しては、観測地が変われば大幅に入れ替わる可能性があります。
突風発生数
1991年~2019年までの突風発生数(竜巻(海上含む)/ダウンバースト/ガストフロント)で都道府県別のランク付けをしました。突風は同率順位が多く、発生無しでランク外もありました。こちらも雷同様に参考程度にご覧いただけますと幸いです。
突風発生数ランキング
01位 北海道 61回
02位 沖縄県 54回
03位 高知県 44回
04位 秋田県 32回
05位 宮崎県 31回
06位 栃木県 25回
06位 新潟県 25回
08位 鹿児島県 24回
09位 埼玉県 22回
10位 茨城県 20回
11位 愛知県 17回
11位 三重県 17回
13位 千葉県 16回
13位 東京都 16回
13位 石川県 16回
13位 静岡県 16回
13位 和歌山県 16回
18位 山形県 12回
19位 福井県 11回
19位 長野県 11回
21位 福岡県 10回
22位 群馬県 9回
23位 宮城県 8回
23位 神奈川県 8回
25位 岐阜県 7回
25位 佐賀県 7回
25位 長崎県 7回
28位 富山県 6回
28位 山口県 6回
30位 福島県 5回
30位 岡山県 5回
32位 青森県 4回
32位 岩手県 4回
32位 山梨県 4回
32位 鳥取県 4回
32位 島根県 4回
32位 香川県 4回
32位 熊本県 4回
39位 滋賀県 3回
39位 徳島県 3回
41位 京都府 2回
41位 兵庫県 2回
43位 奈良県 1回
43位 愛媛県 1回
43位 大分県 1回
46位 大阪府 0回
46位 広島県 0回
1~3赤、4~10柿、11~19黄、21~30緑、32~39水、41~43青、圏外灰。
雷日数で最下位だった北海道がダントツの1位です。竜巻は沿岸部で発生することが多く、面積の大きい北海道は海岸線も長いため、他の都府県よりも発生が多いのかもしれません。一方、ダウンバーストやガストフロントは内陸での発生が多く、夏季に雷が多い北関東で多発しています。逆に発生が無いのは大阪府と広島県です。内海である瀬戸内海に面しているため発生が少ないと思われます。
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