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「うらやましい」はきれいな感情

「うらやましい」と思うこと。私はこの感情を抱くこと自体がいけないことのように思っていました。

なので、ままであることのメリットを探すだとか、「足るを知る」だとか、すぐにそんなことを考えてました。良くないことで、心のバランスを取らないと、なんていうつもりで。

なんか最近「うらやましい」が美しい感情のように思えるんです。心の純粋な声のような。

この感情そのものを否定するのではなく、むしろ大切に扱うべきかと。


うらやましい気持ちの本質


「うらやましい」と感じるとき、それは「こうなりたい」「こうであったらいいな」という自分の希望や憧れを映し出しています。

この感情を否定すると、自分の望みを無視することになりますね。
友人が理想的なキャリアを築いている姿を見てうらやましく思う。
ああなりたい。それは新たな自分の夢です。ワクワクを感じる。

もちろん、その感情が「自分には無理だ」と思う方向に向かうと、マイナス思考の罠に陥ります。ダメなのはこの流れ。

どうして「うらやましい」という気持ちがマイナス思考に変わってしまうのでしょう?

「うらやましい」と思う瞬間、自分と対象の比較が生まれる。その結果、「自分はあの人のようにはなれない」「自分には足りないものが多すぎる」と感じてしまう。

こうした否定的な内省が「どうせ自分には無理だ」になって自己否定や諦めへと変わる。こんな感じでマイナス思考が強化されるのでしょう。


御立尚資さんの教え:「希望するが予定しない」


経営コンサルタントとして活躍する御立尚資さんの言葉が、心を溶かしてくれました。氏の人生訓「希望するが予定しない」が非常に印象的です。

「いつ」を具体的に考えると、その実現があまりに遠く感じたり、現実を感じてしまい絶望します。
しかし、「いつかは」と考えれば、実現するかもしれないと思えてくる。そして純粋に望む気持ちだけが心に残ります。

このような考え方を取り入れると、うらやましい気持ちを「希望」のままにできます。闇落ちせずに済みます。

うらやましい気持ちが引き寄せるもの


「望む気持ち」は単なる感情以上の力を持っているのではないでしょうか。
「引き寄せの法則」ってありますよね。強く望むことでその願いが現実化するという。

「いつかは」と思えば、闇落ちせずに希望でいられて、引き寄せが与力してくれるかもしれない。

内向的な性格から人間関係で悩んできました。「もっとスムーズな会話ができるようになりたい」という願いが少しずつ実現し、今では他者と心地よい関係を築く方法が身についています。

増穂さんが、おしゃべりの苦手な人だったとは思えないと言われました。
コツコツ、コツコツ…
ここに来るまで30年かかってますけど( ゚д゚)
うらやんでいた人になれたことは確かです。

うらやましいという感情は美しいんです。そんなふうに思います。自分の中で大切に扱ってほしいです。


望む心をもっと尊重する


「うらやましい」と思う気持ちが湧いたとき、フタをしない。それは自分が何を望んでいるのかを知るための大切なサインです。
それをきっかけに、自分自身をより深く理解し、前向きなエネルギーに変えられれば素敵ですよね。

与太話ように聞こえたかもしれませんね。
でもそう思うんです。
お読み頂きありがとうございました。

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