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内向的な人の尽きぬ悩み「どうやって自己肯定感を得るか」

「内向的な性格を持つ人々が自己肯定感を高めるためには、小さな成功体験を積み重ねることが効果的です」って、そうなんでしょうけど、他にないのでしょうか。
自己理解を深める、自己表現の場を見つける、自己評価を見直す、などありますが、こういうのはどうでしょうか。
「自分は今のままで全OK」


自分を正しく見る

私たちの思考には、知らず知らずのうちにクセやバイアスが忍び込んでいます。これらの影響を受けて、論理的とは言えないものになっていると思います。


例えば、「自分は人前で上手く話せない」と思い込んでいる人がいるとします。しかし、実際には周りの人は彼の話し方を気にも留めていないかもしれません。


「自己中心性バイアス」というものらしいです。自分の行動や特徴が、他人にも同じように見えていると思い込んでしまう。


こうしたバイアスを認識し、自分の思考をチェックする。客観的に自分を見つめる。
「人前で話すのが苦手な自分」はべつに悪ではない。ですよね。話せなければいけないって、風潮に過ぎませんよ。


俯瞰の視点で広がる世界

自分を俯瞰して見ること。屋上から街を見下ろすように、自分の人生を上から眺めてみる。


内向的な性格を「人付き合いが苦手」と否定的に捉えるのではなく、「じっくり考えることができる」「一人の時間を大切にできる」といった肯定できるポイントも視野に入れます。


俯瞰の視点を持つことで、自分の長所短所をバランスよく理解できるようになります。そうすれば、「自分はこれでいいんだ」という気持ちが自然と湧いてきます。これを日々継続していくんです。


プラスとマイナスの調和

聞いてみたいのですが「完璧な人間」っているのでしょうか?
当たり前に答えは「否」ですが、私はなんとなく我に返る思いがします。


どんな事柄にも表と裏、プラスとマイナス、メリットとデメリット、利益と不利益が必ず対になっています。


例えば、社交的な人は人付き合いが得意かもしれませんが、一人で沈思黙考するのは苦手かもしれません。逆に、内向的な人は深い思考ができる反面、新しい出会いを作るのに苦労するかもしれません。


正しく公平に評価すれば、結局のところどちらも一長一短であり、そこに絶対的な優劣はないことに気づきます。継続するとだんだんと体に染みてきます。
あるのは、自分がそれを「好きか嫌いか」という個人的な感覚だけです。


今の自分のままでいいんです

私たち一人一人は全員違っている。目指すべき完全な1人はいない。何が完全なのか分からないですし。


内向的であれ外向的であれ、それぞれに特徴があります。自分の性格を俯瞰的に見つめ、そのプラスとマイナスを受け入れることで、「今の自分のままで良い」という確信を持つに至れると思います。
私はそれを継続しています。


もし今、自分に自信が持てないと感じているなら、それはそう感じている「あなた」がいるだけです。
その感覚自体を否定する必要はありません。むしろ、そんな繊細な感覚を持っている自分を、良しとしましょう。

僕は私は、そのままで全OK。

自分らしく過ごせますように。少しずつで自分を好きになれますように。

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