すとがれ

時事・小説・哲学・ネタを趣味で書きます。よろしくお願いいたします。 【お知らせ】スキとシェアにガチャを付けました。N~SSRまで。その他の自動返信は1つです。 【Xはこちら】https://x.com/stopgare57623

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  • 哲学対話

    今のところ「おバカ哲学対話」シリーズを投稿する予定です。おバカなテーマについて真剣に対話します。

  • 小説

    書いた小説集です。【短編小説】1万字以内【中編小説】1-4万字【長編小説】4万字以上

  • 日記

    日々の日記。毎日更新1,000文字以上(暫定規約)。←嘘

  • エッセイ

    エッセイをまとめたものです。

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自己紹介 | サイトマップ | すとがれ

はじめまして。 すとがれ と申します。 ある日、Noteのトップページにどなたかの自己紹介見つけました。 試しに「自己紹介」で検索します。大量のヒット。 私は名乗りも上げずに敵陣に突っ込む雑兵でした。 自己紹介Noteを投稿し、名を残します。 あとサイトマップもドゾー 自己紹介本業はエンジニアですが、技術関連記事は投稿しません。もっと自己の深いところにあるモヤモヤしたところからネタを作りたい気持ちです。 Noteを書く理由で整理できたものをいくつか。 ①常に頭

    • 【おバカ哲学対話】 なぜ人はおならを隠そうとするのか?

      はじめにこんにちは、哲学の徒すとがれです。 題名を読んだうえで見てくれて大変うれしく思います。 メインは「対話全文」セクションの対話なので、能書きを読み飛ばしたい方はそちらをご覧ください。 「はじめに」では、結局何をしたの?というところを記載します。 「おバカソクラテス」というAI(GPTs)を作成し、対話をした。そしてその対話内容をを記事化した。というところです。 おバカなテーマで哲学対話したらおもしろそうという発想から今に至ります。AIには、出来るだけおバカなテー

      • 【短編小説】それな哲学

        京都の街を覆う初夏の陽炎が、時間の流れを歪めているかのようだった。私、山田太郎は、八坂神社の石畳を歩きながら、スマートフォンの画面を凝視していた。京都の某大学文学部に通う私は、SNSの投稿の一つ一つまでも論理的に分析しようとする、そんな偏屈な習性を持っていた。 「また誰かが『それな』って書いてる。一体何が『それ』なんだ? 指示語の内容が明確でない以上、コミュニケーションとして不完全じゃないか。まるで、禅問答のような曖昧さだ」 そんなことを呟きながら歩いていると、突然、目の

        • 【短編小説】蝉時雨の向こう側

           蝉の声が耳を刺すように鳴り響く真夏の午後、私は薄暗い六畳間に横たわっていた。扇風機の風すら届かぬ隅に身を寄せ、天井の染みを眺めながら、ふと自分の存在について考えを巡らせていた。その染みは、まるで私の存在そのもののように、輪郭が定まらず、かすかに揺らいでいる。  私の名は大津光二。三十二歳、独身。そして、この世界に存在する理由を見失った男だ。いや、そもそも理由など存在したのだろうか。生まれた瞬間から、私たちは理由を探し続ける運命にあるのかもしれない。その思考の果てに待ってい

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          【短編小説】サイバーパンク・ブルー

          ネオン・ドリームズの扉が開いた瞬間、マーサ・神宮寺の目は鋭く入口を捉えた。 スーツを着た女性が、静かに中に入ってくる。その姿は、このスラムの酒場には不釣り合いだった。 マーサは、無意識のうちに右腕の古い傷跡に触れた。「お客さん、迷子?」彼女の声には、かすかな皮肉が混じっていた。 女性は黙ってカウンターに近づき、マーサの目をまっすぐ見た。「迷子になるのも、時には必要なことです」 その言葉に、マーサの心の奥底で何かが揺れた。 「へえ」マーサは、シェイカーに手を伸ばした。

          【短編小説】サイバーパンク・ブルー

          【短編小説】転生したら賃貸契約更新の書類だった件

          気がつくと、僕は封筒の中にいた。 最後に覚えているのは、原稿の締め切りに追われながら徹夜で書いていて、気づいたら机に突っ伏していたことだ。そこから記憶が飛んで……こうして目が覚めたら、なぜか自分が一枚の紙になっていた。 いや、紙というか書類? どうやら賃貸契約の更新書類らしい。 「何が何だかわからねえよ!」 叫びたくても声も出ない。だって紙だもん。 そんな僕の混乱をよそに、封筒の外から人の声が聞こえてきた。 「あれ? 更新書類がない……」 ん? その声、どこかで

          【短編小説】転生したら賃貸契約更新の書類だった件

          傘の骨マジックと宝の地図 #嘘日記 (2024年09月05日)

          ・今日は朝からコンビニで買ったカップラーメンを食べながら、窓の外を眺めていた。雨が降っていて、傘をさした人々が行き交う様子を見ていると、なんだか急に「傘の骨」について考え始めてしまった。 ・傘の骨って、普段はあんまり意識しないけど、よく考えたらすごいよな。折りたたんだ状態から、バッと開いたときにあの形になるの、なんか魔法みたいじゃない? 急に「傘の骨マジック」って呼びたくなった。 ・そう思って、家にある傘を全部出してきて、開いたり閉じたりを繰り返してみた。するとなんと、5

          傘の骨マジックと宝の地図 #嘘日記 (2024年09月05日)

          【短編小説】電脳蝶の量子飛翔

          2050年、テクノ・ハーバー。江藤舞(23)の網膜に、突如として蝶が舞った。デジタルの蝶。彼女の最新型ニューロリンク「シナプス・バタフライ」が、脳内で電子の舞を踊っていた。 「また妄想?それとも誤作動?」舞は首を振る。 グローバルコム社のキュービクルで、彼女は量子暗号システム「シュレディンガーの錠前」の最適化に没頭していた。仕事の合間、舞は自分の存在そのものが量子の重ね合わせ状態にあるような錯覚に陥る。観測されているときの「優秀なプログラマー舞」と、観測されていないときの

          【短編小説】電脳蝶の量子飛翔

          【短編小説】沈黙の螺旋

          雨滴が窓ガラスを叩く音は、まるで時計の秒針のように、私の内なる空虚を刻んでいた。 机上の原稿用紙は、依然として白い砂漠のようだ。ペン先から滲んだインクの染みは、黒い太陽のごとく、私の無力さを照らし出す。スマートフォンの画面が明滅し、SNSの通知が次々と届く。しかし、その数千の「いいね」も、この虚無を埋めることはできない。 父との最後の邂逅が、走馬灯のように蘇る。 「お前は何も分かっていない!」 父の怒号が、今もなお耳底に残っている。その瞬間、言葉は毒矢となり、互いの心

          【短編小説】沈黙の螺旋

          人と関わることが「嫌い」ではなく、「苦手」と認めたこと

          小さい頃から「人と関わることが苦手だ」って言ってました。 そういうと周りの人は「いや、嫌いなだけでしょ(笑)」と言います。これは、コミュニケーション取れているんだから、できないんじゃなくやらないだけでしょっていう賞賛の言葉でした。 とても心地の良い言葉です。私自身、そう思っていたので、あえて言っていたのです。 実際のところ、ある程度コミュニケーションは取ることはできていたでしょう。人を笑わせることもありました。 しかし、成長を経て、「人と関わること」の複雑さに気づき始

          人と関わることが「嫌い」ではなく、「苦手」と認めたこと

          ありがとうございます! シジジーの季節はこちら https://note.com/stopgare/n/n7f95493e31c5

          ありがとうございます! シジジーの季節はこちら https://note.com/stopgare/n/n7f95493e31c5

          【短編小説】ノスタルジー・アクション

          道端の石ころを見て小学生時代を思い出した。 よく蹴りながら帰ってたっけ。何人かのグループだったなあ。 そういえば帰宅方向が同じ人たちでグループを作られていた気がする。 いや登校時だけのグループ?もう忘れてしまった。 正直あんまり小学校の記憶もない。わりかし楽しかった気がする。石ころを蹴るだけで思い出になるなんて簡単でいいや。 大人になってから嫌なことばかり記憶に残る気がする。心の底から笑ったのはいつが最後? とはいえ、小学生なりに悩んだこともある気がする。いつも通

          【短編小説】ノスタルジー・アクション

          【中編小説】人類の夜明け

          プロローグ:黄昏2150年、東京。 高層ビルの林立する街並みは、一見すると21世紀初頭と変わらないように見えた。しかし、よく見ると、建物の外壁に無数の微細な光点が瞬いているのが分かる。ナノスケールの量子ドットディスプレイが、建物全体をスクリーンに変えているのだ。 そこに映し出されているのは、この世界の住人たちだった。 肉体を持つ人間と、デジタル化された意識体が、同じ空間に共存している様子が、まるで万華鏡のように街中に映し出されていた。現実とバーチャルの境界は、もはや意味

          【中編小説】人類の夜明け

          【短編小説】左耳たぶとの会話

          私は、ある日突然、自分の左耳たぶの形が気になり始めた。 それまで二十数年間、まったく気にも留めていなかったものが、ある朝目覚めたときから、妙に存在感を主張し始めたのだ。鏡を見るたびに、左耳たぶが「おい、俺のことどう思う?」と話しかけてくるような気がして仕方がない。まるで、長年眠っていた火山が突如噴火を始めたかのように。 もちろん、耳たぶが実際に喋るわけではない。そんなことになったら大変だ。耳鼻科ではなく精神科に駆け込むことになるだろう。ただ、左耳たぶの存在感が、私の脳内で

          【短編小説】左耳たぶとの会話

          【短編小説】蝶の夢

          月光が紡ぐ夜の帳が、大正の東京を包み込む。その光は、まるで古い因習と新しい思想の狭間で揺れる人々の魂を映し出すかのようだ。華やかな街並みの一角に佇む洋館の窓辺に、一人の女性が立っていた。 澄子は、蝶のように繊細な指で窓枠に触れる。遠く銀座の灯りを眺める瞳に、憧れと不安、そして燃えるような情念が交錯していた。 「私は、この羽化の時を迎えてもなお、蛹の殻に縛られているのか」 彼女の問いかけは、闇夜にかすかに響く蝉の声のように儚く消えていった。 「お嬢様、お支度の時間でござ

          【短編小説】蝶の夢

          【小説サイトマップ】 1 - 10作目

          はじめに小説概要を載せたサイトマップがあるといいんじゃないかと思い制作に挑んだ本記事ですが、10作目の次に公開する夢は露と消えました。 各作品にNo、概要、テーマ、コメントを付けています。そういうのが苦手な方は見ない方がいいかもしれません。 拙書きですがどうぞよろしくお願いいたします。 【短編小説】影の中の記憶作品No 1 概要 50代の男性が古い鏡を通じて過去の記憶と向き合い、現実と幻想が交錯する中でアイデンティティを探る物語。 テーマ 記憶の曖昧さと文化的

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