サードパーティクッキー廃止!!今後の業者による個人情報データ取得問題について

業者に個人情報を絶対に渡すな!!

いきなりですが、大事な事なので、しつこいくらいに言っていきたいと思います。

サードパーティクッキーとは

ウェブサイトには一回訪れると、次訪れた時に表示を早くしたり、IDとPWの入力を省いたりするためにに必要なユーザーの情報を取得するクッキーという便利なシステムがあります。そこに目をつけた業者がそれを広告に利用したのがサードパーティクッキーです。例えるなら学校の連絡網の名簿の情報は緊急時や連絡時などに非常に便利なものでしたが、悪いことを考えた人間が塾などに情報に横流し、その結果、売り込み電話をかかっててくるような感じです。

それ、いけないことだからやめよ

いち早くサードパーティクッキーを禁止したのはiPhoneで有名なApple社でした。自由と正義の国、アメリカの会社らしい行いですね。欧米やもちろん日本でも政府がサードパーティクッキー規制をはじめています。これも自由主義陣営らしい行いですね。善良な市民の個人情報を取得して、悪行を行うのはどこかの全体主義国家くらいでしょう。Google社も少し遅れてましたが、サードパーティクッキーを禁止するそうです。

業者「個人情報を使ってナンボなんや!俺らの商売上がったりじゃねえか!」

業者に対する個人情報取得の規制について、良い流れになってきましたが、これまで個人情報を取得していた業者はその流れが気に入りません。新しい手法を使って個人情報の取得に躍起になっています。

業者に個人情報を絶対に渡すな!!

重要なことなので何度でも言います。
自分のメールアドレスや電話番号、氏名や住所など個人情報を勝手に取られて使われていたら気持ち悪いですよね。個人情報をとって儲かるのは業者です。私たちのような個人ではありません。

企業だって損をする

個人情報の扱いって、下手したら長年築き上げてきた企業の信頼を損なうことにもなりえます。業者の取得した個人情報を使ったり、自社の個人情報を業者に渡して何かに使われたり、それって安全ですか?普通に考えたら危険しかないですよね。まともな企業ならそんなことしません。

業者は企業に対して、どういった手を使ってくるのか

業者には大きく2つあります。一つは取得した個人情報自体を売りつける業者、もう一つは個人情報を取得するシステムを売りつける業者です。前者は昔ながらの業者スタイルですが、後者が新しい業者のスタイルです。いま、不安を煽って企業に個人情報の取得システムを売りつけることに躍起になっている業者が増えてきてますが、騙されてはいけません。顧客になり得る、顧客の個人情報というのはその会社にとって財産です。他人に委ねたりするものではありません。個人情報を取得するシステムを売りつけようとしてくる業社とは話をする必要はありません。毅然とした態度で断りましょう。

どう気をつけたらいいの?

個人についてはオンラインショッピングなど必要がある時以外に「個人情報の取得」を求められたときはNOにしてください。
企業についてはCDPやDMPといった単語を使う業者がいたら、それ以上話を聞くのはやめてください。個人情報取得システムの売りつけです。

業者に個人情報を絶対に渡すな!!

大事なことなので最後に。


出典
GDPR(General Data Protection Regulation:一般データ保護規則)
California Consumer Privacy Act of 2018 米国「カリフォルニア州消費者プライバシー法 2018年」
改正個人情報保護法 特集
プライバシー
Expanding testing for the Privacy Sandbox for the Web


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