アトランティスとアーカンソークォーツ　１ Jan.2021

以前2000年に入ってからの20年間はレムリアの再来だったと書きましたが、この20年間は19世紀から20世紀への移り変わりとよく似ているなと思います。

レムリアとミレニアム

戦後アトランティス的な物質文明が続いた後、レムリアンシードの発見からミレニアムに入って、レムリアのような異次元のコミュニケーションやネットワークがネットインフラの発達によって始まった気がします。

この20年間は20世紀初頭のような芸術の発展やシュタイナーのようなインスピレーションがあったとは思えませんが、インターネットの誕生とスマホの登場で、コミュニケーションの分野で世界の様相は劇的に変わりました。ネットの発達はどんな国でもどんな階層でも平等に情報にアクセスすることが出来、機会の均等をもたらしていて、固定化されていた世界の均衡にどんどん影響を与えています。

レムリアンシードの登場によって、大衆レベルで霊的な覚醒が起きていたのではないでしょうか。

うまく言えないのですが、シリウスソウルクォーツやレムリアン・ルーツクォーツがやって来てから、現実の時間の進行に対して、メタフィジ世界で時間が逆行している感覚があります。

シリウスもレムリアン・ルーツクォーツも、レムリア文明の崩壊によって生まれたレムリアンシードよりももっと昔の時代です。2020年を境に、まるでパストタイムリンクのように過去へ向かう見えない世界のエネルギーと、フューチャータイムリンクのように未来へと向かう現在のエネルギーが、渦を巻くように流れている...

この20年間はそんな時間の基点でもあったのではないでしょうか。
折り返しとも言えるかもしれません。

スターシード/スターブラリークォーツも発見されています。宇宙から飛来した魂を示すクォーツは、レムリアンシードよりももっと前の時代になります。

こういう石たちが今続々と発見されているのは、シュタイナーが啓示を受けた20世紀初頭のように宇宙からのインスピレーションが続々と降り注いでいるのかもしれません。

私たちは歴史よりいつもちょっと前の時間を生きている。私たちはいつもちょっと前の過去に描いた未来を生きていて、それはちょっと前の過去の結果であり、過去の延長でしかない。

私たちの頭の中は、常に過去のデータと経験によって積み重なった世界に生きていて、多くの人たちが次の時代の扉をノックしているけども、限られた天才たちがその扉を開く鍵を手にしている。発見と創造する者だけが未来の扉を開いて行く...

ショップを初めて鉱物や水晶も取り扱い始めたころ、ご縁があってアーカンソークォーツを入荷してました。かなり初期に入荷した水晶の中にアーカンソークォーツがありました。それ以来当店ではアーカンソークォーツはほとんど動かないのですが、何より私自身がよくわかっていなかったのです。

レムリアンシードや他の石のようなイメージが沸いて来なくて、米国、アーカンソー、何だろうなあと思ってました。不思議な透明感ですが、私とはあまり縁がないのかいまいちピンと来ませんでした。

ヒマラヤやアルプスのような高山地帯の水晶に匹敵するほどの透明度を持つ水晶がなぜ米国南部で発掘されるのだろう。。。去年もアーカンソークォーツを久しぶりに入荷したのですが、リリースする気になれず。

最近在庫をいじっていたら、古い在庫のアーカンソークォーツが出て来ました。店頭の物がほとんど動かないので在庫で眠っていたのです。やっぱり透明感はすごくて関心しながら眺めていたら、ファセットのレコードキーパーやトライゴーニックを探していた時に、「ああ、これはアトランティス文明のトライゴーニッククォーツ」というイメージが浮かびました。

トライゴーニッククォーツがレムリアンの知識の泉だとしたら、アーカンソークォーツはアトランティス文明の知識の源泉ではないかと。アーカンソークォーツにはちょっとトライゴーニッククォーツのような柔らかいエネルギーの残像と、アトランティス文明のようなシャープさがあります。

あまりピンと来なかったのは、どこか人工的な香りがするからかもしれません。クラスターのような原石を人工照射してスモーキークォーツを作っているのはアーカンソークォーツくらいなんですよね...

恐らくレムリアのトライゴーニッククォーツのような知識の泉を、アトランティス文明で人工的に再現したのではないだろうかと。図書館のような知識の共有システムやネットワークのようなものを、概念として引き継いだというか。

レムリアンでの記憶を元に人工的に構築した。そしてそれは支配の始まりだったのかなあと思います。知識や知恵を司る者が一番最初に支配力を得るものだと思うんですね。それは今も昔も変わってないはずです。