「6才のボクが、大人になるまで。」
両親が離婚して決して良いとは言えない環境の中で、メイソン君は健気にそしてほんとに成長していく。定期的に会っている父親と2人でキャンプに行った時に、少し気をつかって親に合わせていながらも、普段と違って気を許して話してるのがなんか泣けてしまった。
父親役のイーサン・ホークは離婚後も子供たちに彼なりの形で愛情を注いでいて、いささか一方的ではあるけど、メイソン君にとってはそれなりに安心できる存在のようだった。父親があんなキャラだからなんか引いちゃうとこもあるんだろうけど、でもそれを超えた信頼みたいなものがにじみ出ていて、そしてあの年頃の子供に特有の親との距離感というか愛情の含みみたいなものが感じられて、なんか良かった。ぎこちない愛情のかたちは、なんでこんなに心惹かれるんだろう?
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