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sam gendel & sam wilkes を京都METROで聴いた

京都metroでのsam gendel & sam wilkesに妻と行く。彼ら界隈ではこの二人をsam×samと呼ぶらしい。なるほど。 妻は僕に誘われるままに来たので曲すらまったく知らず、事前に聴いておきたいとのことで車の中で予習する。 16:30開始で22:00終了と長丁場になり、出演はsam×samとpauli、もうひとり京都在住のDJが出るらしい。本当に6時間近くもやるんか?と思いながら会場へ向かう。 車は近くのコインパーキングに停める。入口にはすでに行列ができてい

    • MTB

      マウンテンバイクに乗り始めてもう一年半くらいになる。 僕は平日の休みが月に1〜2回あるので、そういう時にMTBに乗っている。もっと早くから始めていれば、ちゃんとしたコースを走ってなんかの大会に出て、みたいなのも良かったのかもしれないけど、そういうのはいまさらすぎるので、もっぱら近くの林道や山道をひたすら走っている。 初めのころはいったいどこを走ればいいのかすらわからなかったから、ネットやYouTubeでいろいろとルートを探していると、とあるブログに行き当たった。そのブログに

      • sam gendel & sam wilkes / music for japan & tour

        なんと!あのsam gendel と sam wilkes が来日するらしい。京都にも来るので、スケジュールもろくに確かめないまま妻に同意を取りチケットを購入した。場所はmetroで、こんな小さいところじゃ人があふれかえるんじゃないだろうか?と心配になるけど、あんがい歓喜しているのは少数だったりするのかな?いずれにせよ、とにかく嬉しくて腰抜かしそうになりました。 あと、京都にはacid pauli という人も一緒に来るらしい。聴いたことなかったけど結構良かった。楽しみ。

        • 夏休み日記 - 蕎麦 寺社 知床旅情 

          ここ2ヶ月、長期研修に参加していた。グループワークやらレポートやらいろいろこなし、最近それが終わった。やっと肩の荷が降りた。 そして夏休み、妻と一緒に蕎麦屋をめぐる近距離旅行をした。といってもだいたいは日帰りで行ける店を妻が探し、ついでにその近辺をうろうろしただけなんだけど。妻は蕎麦屋めぐりと一緒に御朱印集めもしているので、蕎麦を食べた後はどこか寺社に行くことがセットになっている。蕎麦と寺社とはもはや老境。 初日は福知山に行く。妻が職場の人にこのへんの蕎麦屋を教えてもらっ

          その場所がなくなって記憶は 

          なんとなく以前住んでいたところを訪れてみた。といっても隣の区にあるから今までにも気が向くと時々行っていた。 そこは僕が京都に来て初めて住んだ場所になるんだけど、いつの間にかその下宿は取り壊されていて、新しくマンションが建てられていた。 京都への進学が決まり、住むところを探し始めたのがたしか3月末くらいだった。このためだけに京都に来て、よくわからないまま適当な不動産屋に入ったら、担当の人に「今ごろそんな条件で見つかるわけないでしょう!」とけっこう真剣に怒られた。そして紹介され

          その場所がなくなって記憶は 

          星野道夫「長い旅の途上」

          長い間読みかけになっていた星野道夫の「長い旅の途上」の文庫を読み終える。この本に収められている「アラスカの呼び声」という文章の中で、彼がアラスカ北極圏をセスナで飛んでいた時に感じたことが書かれている。以下一部引用です。 ほとんど誰も踏み入らない、森の奥深くにある一本の木のもとに、かつて誰かが佇んでいたかもしれないといった気配のようなものは、僕もMTBで山の中を走っている時に感じることがある。この静かで人気のない山の中にも、かつては誰かがわずかの時間であれひっそりと佇んでいた

          星野道夫「長い旅の途上」

          よく聴いている

          今年はめずらしいことに、良かったとはっきりと言えるアルバムがすでに3つある。だいたいいつもこんなに明確じゃないんだけど。なぜだろう? steve gunn & david moore / live in london この人たちは以前「let the moon be a planet (feat.bing & ruth)」というアルバムを出していて、それもよく聴いていた。これも前作と同じくギターとピアノだけの構成。彼らのことはよく知らない。 聴いていて全然飽きない。それはた

          よく聴いている

          Paterson

          アップリンク京都でJim Jarmusch特集をしていて「Paterson」も上映されることを知る。僕はまあまあなPatersonのファンで、もう何度かアマプラで観ている。一度映画館で観てみたかった作品のひとつなので、迷わず観に行くことに決める。 ただ、上映回数が少ないので観に行ける日が限られていて、結局連休中の20時ころのやつになりそう。少し遅い時間だし一人で行くのも気が引けるので、妻を誘ってみると快諾する。 座席は2日前にネットで取ったんだけど、僕たち以外に誰も予約してい

          京都の蕎麦 子 恋愛

          最近は妻が蕎麦にはまっていて、いろいろ店を調べては休みの日に二人で食べに行く、ということをここ数ヶ月続けている。 僕は西の人間なので、どちらかというとうどんのほうに親しみがあり、故郷にも有名な鍋焼きうどんの店があって父親とよく食べに行った。麺といえばうどんだった。 ただ、村上春樹のエッセイを読んでいると、昼間に蕎麦屋に行ってビールを飲んで、という場面が出てきたりするので、あー蕎麦も良さそうだな、と実は時々思ったりもしていた。 ところで京都はどっちだろう?今は蕎麦屋ばかり行って

          京都の蕎麦 子 恋愛

          小山俊一という人

          数日前に「小山俊一全通信」という本が届いた。これは七月堂という東京の小さな出版社が50周年記念企画として発売したもの。この小山俊一はメディアにはほとんど出てこない人で、いわゆる在野の哲学者として文章を書き続けていた。読者募集の広告を出し、数十部とか部数限定で自身の書いたものを発行していたらしい。彼自身は1991年にすでに病没している。 なぜ僕がこんな人を知っているかというと、話はずいぶん昔に遡ってしまう。 ちょっと個人的な話になってしまうので申し訳ないんだけど、高校生のころ

          小山俊一という人

          20240101

          少し前に車が壊れてしまい、もう3ヶ月くらい代車に乗っている。壊れた車はリアウインドウがばらばらに割れて、今は保険会社の指定した工場に預けている。この車、1991年式となかなか古いため、今でも修理に使える部品が見つかっていない。なのでおそらくこのまま廃車になる可能性が高い。それに20万キロちょっと走っていたからもう替え時かなあと思っていたところだったので、結局これを機に新しく車を購入した。タイミングとしてはちょうど良かったのかもしれない。でも20年近く乗った車だからさすがに少し

          2023に聴いてよかったものと、読んだもの

          聴いてよかったもの。25枚。 読んだもの。13冊。

          2023に聴いてよかったものと、読んだもの

          くるりのえいが

          初期メンバーである森信行を招き入れてのアルバム作成の様子を映画にしたもので、その作成過程がドキュメンタリーとして記録されている。そしてそのアルバムは「感覚は道標」という名で10月に発売された。 僕はいわゆるくるり初期派のおじさんなので、今回の企画はちょっと気になっていた。でも実際に出されたアルバムを聴くと、もちろん初期の感じなんてなく、僕が期待していたものはなかった。だからこの映画を観ても仕方がないのかもしれないけど、でもせっかくのくるりの映画なので観てみることにした。

          くるりのえいが

          aftersun

          アフターサンを観た。フライヤーやなんやらがとても魅力的だったので、配信をずっと心待ちにしていたんだけど、ついにU-NEXTで配信されたのでお試し期間中に観た。 ありふれたノスタルジックな話だと思っていたけど、それは表面上であって、内実はおそらくもっと暗い。描かれている事象の判断材料はあるものの、決定的なことは作品の中ではあまり述べられない。だから必然的に観る人の解釈に依るところが大きい。それが良いか悪いかはともかく、思っていた内容とは少し違っていて、ちょっと肩透かしを喰らわさ

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          広島のこと

          ちょっと前に仕事の関係で2日間広島を訪れた。いちおうは仕事なんだけど、何とでもなるスケジュールだったので2日目はほぼフリーにした。事前にレンタカーを予約して、呉に行く計画を立てた。 実家が広島に近いせいもあり、子供の頃は家族でよく訪れた。たぶん父親が広島を好きだったのかな?夏になればよく行っていた記憶がある。大人になってからも何度か訪れ、子供たちとも家族旅行に行った。 それと数年前に知ったこうの史代という人の「夕凪の街 桜の国」を読んだことも影響している。いわゆる原爆ものの

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          みなみ会館の other music

          妻とみなみ会館に映画を観に行く。 みなみ会館は京都市内にあるミニシアターで、僕も学生のころから時々通っていた。数年前に移転して新しくなったんだけど、先月の9月に閉館が決定していた。 最後だから、ということになるんだけど、どうしても行っておきたいという気持ちがあったので行くことにした。上映作品を調べてみると「other music」というニューヨークのレコードショップが閉店に至るまでのドキュメンタリーがあった。たぶん今回の閉館と重ねたセレクトなんだろう。これを観ることにした。

          みなみ会館の other music