音楽のこと
くるりはまさに僕にとっての学生時代というか京都そのもの。大学卒業後、僕は一度地元に戻ったんだけど、京都にいる友達がくるりのCDを送ってくれて、気に入って聴き続けているうちに京都に戻りたくなってしまい、本当に戻ってしまった。
ジェイムス・ウイリアム・ヒンドルの「come down slowry」はRough Tradeのコンピレーション・アルバムで知った。小学生の頃、アニメのDr.スランプアラレちゃんのエンディング曲がどことなく切なくて、子供ながらにいい曲だなあと思っていた。その時の感じととても似ている曲。ただそれだけの理由で好きな曲。
フィッシュマンズは初め特に興味はなかった。佐藤伸治が他界し、たしかNHKのラジオでたまたま彼らの特集を聴き、その時のイメージがまるで深海魚のような、とても気持ち悪くて不気味だったのを覚えている。それからちゃんと聴くようになり、「空中キャンプ」は人気のない真夏の真夜中の国道のようなイメージをいつも想起させる。
トム・ウェイツはいわゆる雰囲気ものかもしれない。一度、友人の家に突然夜に遊びに行って、その時友人はトム・ウェイツのアサイラム・イヤーズを薄暗い部屋で聴きながら何かの課題をしていた。それがやけに格好良かったのを今でも覚えている。
レイハラカミはちょっと書きたいことが多すぎるので割愛。今でも夏の夜にマンションの屋上に上がってビールを飲みながら聴いている。彼の命日の7/27は、毎年忘れないようにしている。
キリンジは最近聴きまくりなので割愛。
シェリル・クロウはなぜ聴き始めたんだろう?あまり覚えていない。でも「storong enough」という曲がとても好きで、車の免許をとったらこれを聴きながら海沿いの道をドライブしたいなあとずっと思っていた。
a-haはあの「take on me」が流行った頃にもろに影響された。地区大会で優勝したサッカーの試合の帰りのバスの中で、先輩が彼らの曲を聴かせてくれて、自分も初めて試合で点をとったりしたこともあり、なにか特別な気分で彼らの曲を聴いていたのを覚えている。
U2はたぶんこの世代の人はみんな聴いてたんじゃないか?「魂の叫び」はとりあえず格好いい。
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