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心理的安全性のつくりかた/リーダーシップ・チャレンジ2024開催レポートvol.4

社会人のためのリーダーシップ講座「リーダーシップ・チャレンジ 2024」(LC)第4回のプログラムは、2024年6月22日(土)にベストセラー『心理的安全性のつくりかた』の著者、石井遼介さんがリモート受講可能なハイブリッド形式で講義を行いました。

📖講義内容

今回の目的は……

・心理的安全性を理解する
・自分の組織に心理的安全性をつくる方法を知る
・心理的柔軟性を理解する
・心理的柔軟性のあるリーダーシップを身につける

講義では、心理的安全性とは何か、また、心理的安全性を作り出すための5つの方法について学びました。

【心理的安全性のはじめかた5選】
①取り組む目的 / 理由を明確にする
②チーム内に仲間をつくる
③相談・報告を「役立つ」ものに
④ミスへの対応を変える
⑤小さな仕組みをつくる

イラスト:ひえじまゆりこ

◆グループワーク

「心理的安全性のはじめかた5選」に加えて、自分たちで実行可能な「はじめかた」

🖊️受講生の講義レポートより

◆講義での学び、気づき、感想

心理的安全性の取り組み方も含めて、最初の一歩がわかりやすい講義でした。

商社・女性・30代

心理的安全性を確保する目的=ダイバシティをパフォーマンスに繋げるというところが腹落ちしました。ここ数年で海外の方やZ世代であったり急速に今までの枠組みでは測れない仲間が増えたので、チーム内で対人リスクを取れるかという観点でチームビルディングを心がけたいと思いました。

食品業・男性・30代

心理的安全性という言葉自体をそもそも知らないレベルだったので、正しい定義や考え方を学べたことがよかった。

金融業・男性・30代

心理的安全性にも色々な段階やフェーズがあると感じた。全体像を捉えながら、今日の中身はここの部分です、がわかれば、まだまだ自分が足りていないことがわかるなと感じた。

食品業・男性・40代

◆講義を受けて、短期的な目標、自分の部署への応用 など

チャットやメールによるコミュニケーションがメインでしたが、直接話したり電話したりするコミュニケーションに変えていこうと考えています。また、待つのではなく自らが話しかけに行くことで、心理的安全性を築いて行きたいと考えています。

小売業・男性・40代

心理的安全性といった言葉を聞くことが増えたが、体系的に理解ができていなかったため、理解することができた。心理的安全性が『すべての土台』となると感じた。

まずは、心理的安全性の必要性についてチーム内で共有し、共感してくれる人を増やすことでチームとしての土台が作れるのではないかと感じました。

情報、通信業・男性・30代


部署内での中堅的な立場として、上下それぞれの方の意見や主張を尊重しながら橋渡し役としてチームの心理的安全性を維持していきたいです。

食品業・男性・30代

🕰️タイムテーブル

08:50 zoomオープン
08:55〜08:59 オープニング、チェックイン
09:00〜10:20 石井遼介さん講義
10:20〜10:35 受講生ダイアログ(感想共有、質問をつくる)
10:35〜10:55 質疑応答  ※チャットで回答
10:55〜11:00 クロージング <石井遼介さんご退出>
11:00〜11:10 休憩
11:10〜11:50 受講生グループワーク(ランダム「自社での心理的安全性」)
11:50〜12:00 クロージング

👤講師プロフィール

石井遼介(いしい りょうすけ)
株式会社ZENTech 代表取締役。
一般社団法人日本認知科学研究所理事。
慶應義塾大学システムデザイン・マネジメント研究科研究員。

東京大学工学部卒。シンガポール国立大経営学修士(MBA)。
神戸市出身。研究者、データサイエンティスト、プロジェクトマネジャー。 組織・チーム・個人のパフォーマンスを研究し、アカデミアの知見とビジネス現場の橋渡しを行う。

行動分析学の研究者として、チーム・組織のパフォーマンスを科学し、ビジネス領域、スポーツ領域で成果の出るチーム構築を推進するとともに、 日本の組織・チームに於ける心理的安全性の計測尺度を開発。

東京オリンピック・パラリンピックのメダルを携帯電話等をリサイクルしてつくる「都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクト」立ち上げを民間側で主導。 2017年よりオリンピック委員会 強化スタッフ(医・科学)も務めた。

2020年9月に上梓した『心理的安全性のつくりかた』(日本能率協会マネジメントセンター)は 38刷・18万部を数え、読者が選ぶビジネス書グランプリ「マネジメント部門賞」 およびHRアワード2021 書籍部門「優秀賞」を受賞。2022年8月『心理的安全性をつくる言葉55』(飛鳥新社)監修。

❓リーダーシップ・チャレンジとは

リーダーシップ・チャレンジ(LC)は、会社で仕事(社業)を通じて社会に貢献する人材を育てる、ということをミッションにしています。

そのために、ヒューマンスキルを磨き、リーダーシップを身につけ、幅広い見識、判断力、思考力を学びとり、業界業種を超えた人脈を構築するビジネススクールです。

開講から21年目。本研修を学んだ受講生たちが日本国内のみならず、世界の色々な都市で活躍しています。
彼ら彼女らを、LCの教壇に立ったゲスト講師の皆様に後押ししていただきながら、私たち LCはこれからも、有能な人材を育み、社会に貢献していきます。

詳細はパンフレットをご覧ください

◆これまでの講義一覧

🏢2024年度参加企業 (順不同・敬称略)

受講企業
サントリー株式会社
三井物産流通グループ株式会社
株式会社NTTデータ
株式会社セブン-イレブン・ジャパン
株式会社セブンドリーム・ドットコム
三井物産株式会社
株式会社三井住友銀行
三井農林株式会社
綿半ホールディングス株式会社
第一生命ホールディングス株式会社
外務省

リーダーシップ・チャレンジ 2024開催レポートvol.4
2024年7月8日発行
大隈塾事務局(一般社団法人ストーンスープ)
ひえじまゆりこ yuriko.hiejima@gmail.com
〒026-0002 岩手県釜石市大平町3-9-1
TEL:050-3558-7527
    MAIL:ookuma_school@stonesoup.tokyo


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