詩【Nowheresong】

作:ストーンヘッジ

思いの外ばたんと閉まるドア
窓開けてたから空気の密度が違うとは
気づけなかった それが別れとは
やるせなくなった夜の空

かったりいことが増えてきた
真っ先に言葉捨てて今 ハッタリ
やっぱり誰にも響かない
それも年のせいか 時代のせいか

俺の成果はゴミのような曲たち
圧迫する生活の 対価
身が入らない仕事の
給与 明細は正確

すれ違う 奴らの眼差しは
無計画な戦いではない
タラレバで悩んだ思いの先
アカペラってラマンチャ大忙し

好き勝手風車に一走り
考えたつもり 自己回帰
緩和ケア 少し自己開示
変わんない 部屋の中の大気

26 27 28 29 いけるなら絶対行っとけ
こんだけ時間かかったら中々いけるもんも
いけねぇわ
何が勇気だつける薬も何もねぇわ
今更だってイカサマだって分かって
0を1と思ってやるしかねぇわ

never ever forever なんて くせぇことは
言わねぇわ 令和 

思いの外ばたんと閉まるドア
窓開けてたから空気の密度が違うとは
気づけなかった それが別れとは
やるせなくなった夜の空

おはようばあちゃん ああおはよう
今日は学校かい? ああ今日は仕事だよ
ばあちゃんの記憶のなか
ふらふらと漂う俺の立ち位置もぶらんぶらん

転がる石の1番になりたくて
501のジーパン履きたいまるで
俺はロックンロールスター
それは億劫 踊るBlah

ジントニックをください
タンカレー ボンベイじゃなくゴードンで
リスナーの心撃ち抜く007
誰も気づかれない
アンダーグラウンドエージェント

踏めない芝生 青く青く育つ
恋の内輪差みたいなもん
うだつの上がらない会心作
聞いてよ心の部屋の部屋の隅の隅の隅っこで

never ever forever なんてくせぇことは
言わねぇわ 令和

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