フールプルーフな生活
50と2歳。
最近、出かける前と帰宅した時に、
玄関に祀ってあるほぼ氏神様と言っても良い地元の神社のお札と成田山新勝寺、深川不動の本尊、不動明王への行ってきますと無事帰ったよの報告とお礼が欠かせなくなった。
手を合わせることはしないけど、独り言を口にする。
今から根性絞って行ってくるから見ててください。
無事帰りました。ありがとうございます。頑張ったの見ててくれました?
出来れば明日もお願いします。
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とうとう神頼みか。奴も随分やられたもんだ。
人間窮するとやっぱ神頼みしかできないんだな。
ああはなりたくないね。
うん。いいぜ、なんと言われても。
俺は。
別に拝んでるわけでも、頼んでるわけでもないけどな。
俺は、寡黙に独り踏ん張るなんてことできなかったし、
誰かに見ててもらわないとすぐへこたれる強度の弱い人間なんだよ。
だから、生きている限り,俺は誰かに生きてるぜ!
と自慢せずには居られないんだ。いいだろ?羨ましいだろ?ってな。
だからというか、皆にも悪い?けどさ、
俺は自分が死んでも皆に俺,死んじまったよって報告しないからな。
赤信号ないから。
まだ、ず太く生きてるぜの青信号だけで鬱陶しいけど我慢してくれ。
これが俺の赤信号がなくて青信号だけの生活。