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【成長有望株】インフロニア(5076)の業績分析
インフロニアとは
インフロニア・ホールディングス株式会社は、2021年10月1日に設立された総合インフラサービス企業。前田建設工業、前田道路、前田製作所の3社が統合して誕生した持株会社で、東京都千代田区に本社を置いている。
主な事業内容
インフラの企画提案、設計、建設、運営、維持管理までの包括的な建設サービスの提供
土木・建築物の建設
舗装及び建設機械の製造・販売
傘下子会社およびグループの経営管理
インフロニアの特徴
「インフラの未来に挑む」を企業理念とし、「どこまでも、インフラサービスの自由が広がる世界」をビジョンに掲げている。
3つの主要ビジネスモデル
請負×脱請負
一気通貫×領域拡大
資本のリサイクル
「脱請負」を重視し、従来の「造る」「建てる」にとらわれない自由な発想で市場の既成概念に挑戦している。
社会インフラ(空港、上下水道、有料道路など)の運営権取得を通じて、インフラビジネスを一気通貫で手がけている。
2025年4月1日には、アクセンチュア株式会社との合弁会社設立を予定しており、デジタル技術を活用したインフラ運営の効率化を推進する計画。
インフロニア・ホールディングスは、グループ各社のエンジニアリング力と地域ネットワークを結集し、インフラ運営の実績・ノウハウとファイナンス力を活かして、インフラ運営の上流から下流までをワンストップでマネジメントする「総合インフラサービス企業」としての地位を確立しつつある。
2025年3月期第3四半期の業績
売上収益:前年同期比で増加
営業利益:前年同期比で増加
税引前四半期利益:前年同期比で増加
親会社の所有者に帰属する四半期利益:前年同期比で増加
業績好調の主な要因
インフラ関連事業の堅調な推移
建設・舗装・建設機械製造販売などの主要事業の成長
財務指標
PER(予想):8.6倍
PBR(実績):0.57倍
配当利回り(予想):5.21%
時価総額:3,165億円(2025年2月14日時点)
ROA(実績):2.73%
ROE(実績):8.55%
自己資本比率:28.4%
2025年3月期通期の業績予想
予想経常利益:49,400百万円(前年比0.1%減)
コンセンサス予想経常利益:53,650百万円(前年比8.5%増)
総括
配当利回りが5%と高く理論株価より400円ほど割安とされているので、投資検討の余地があるだろう。また八潮市の道路陥没事故を受け政府は老朽化したインフラの点検、整備を進める方針を示しており、売り上げの拡大を見込める。またアクセンチュアとの合併企業設立で新技術を取り込んだ画期的な事業を期待できる。
同社の中期経営計画を貼っておく、必読だ。
https://www.infroneer.com/pdf/ir/INFRONEERMediumtermVision_2024.pdf
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