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三菱電機(6503)の業績分析2025年2月版【業績分析】【割安株】

三菱電機とは

三菱電機は様々な分野で事業を展開する総合電気メーカー。主な事業は

1. 重電システム
2. 産業メカトロニクス
3. 情報通信システム
4. 家庭電器
5. 宇宙・防衛エレクトロニクス
6. 環境・エネルギー関連

あまり知られていないが特許保有数日本一の企業。知的財産はトップクラスかもしれない。


2025年3月期第3四半期(2024年4月-12月)の業績


• 売上高:4兆3億5100万円(前年同期比5.8%増)
• 営業利益:3,035億5500万円(前年同期比36.5%増)
• 純利益:2,480億9400万円(前年同期比33.3%増)

特に注目すべき点として、直近3ヶ月間(2024年10月-12月)の業績が大幅改善

• 売上高:1兆3,567億円(過去最高)
• 営業利益:1,268億円(過去最高)
• 純利益:1,294億円(前年同期比96.5%増)

2025年3月期通期の業績予想

• 売上高:5兆4,000億円(前回予想比100億円増)
• 営業利益:4,000億円(変更なし)
• 純利益:3,150億円(変更なし)

この業績予想の修正は、主に為替の円安影響によるもの。第4四半期(2025年1月-3月)の純利益は、前年同期比32.3%減の669億円に落ち込むと試算。

セグメント別では、インダストリー・モビリティ部門が苦戦し、FAシステム事業も減収減益。FAシステムの受注は2023年度第4四半期から回復傾向で今後の改善が期待。
しかし世界シェア率は下がり続けているので改善できるかは不明。

全体としてはグループ会社が200社以上あり経営が複雑化してしまっているのが悪影響しているかもしれない。

総括

株価はここ1ヶ月ほど下落傾向(2/20現在)だが、次の決算で更なる業績の上昇があれば買いが増える可能性が高い。底値と言ってもいい株価なので、決算を注視する必要があるだろう。

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下に三菱電機の営業戦略を参考までに

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