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ISO9001:2015 備忘

■従来との大きな違い

もはや”手順書を作りなさい”はどこにも書かれていない、古きISOのイメージとはもう違う!

ISO9001って、最初に大騒ぎして導入したときの記憶(ある種のトラウマ)のせいで、”手順書を作りなさい”という頭のままの人が意外といることに気づききました。関係者の頭の中のバージョンアップも気に掛けなくちゃ、とは言え、最初に植え付けられた拒否感を払拭するのは大変 (´_ゝ`)

■視点

・監査人の主観で正しいかどうかなどは不要、ただ”違う”ことが問題
  現場のことは相手(被監査部門)がプロ、正誤は相手が判断すればよい
  指摘すべきは、標準と現状が違っていること
・同じ不適合が1~2個なら”たまたま”、3個あれば仕組みの問題
  それ以上は、くどくなるので同じ指摘をする必要はない
・針小棒大に語るな、物事は実物大に捉える

”たまたま”のエラーを”針小棒大”に語る(騙るか?)監査人にぶつかったときは、辛かったなぁ (´_ゝ`)

■その他

・実査時、誰かにやらせるときは新入り(最近入ってきた人)を選ぶ
    標準化が周知されているかどうかを知るため
    書類も同様、
      ×「どれか見せてください」
      ○「(ランダムに)これとそれを見せてください」
・手順書の間違いに現場が気づいている場合、フィードバックする仕組みや習慣があるかどうか聞いてみる
・(ISOに限った話じゃないけど)コソコソメモって、後で指摘するのはマナーが悪い、気付いたらその場で伝えること

改善の余地が大きな監査人(監査部門)にあたると、なんとも言えない気持ちになりますねぇ (´_ゝ`)

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