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アルプスの旅 1 ヴァリス写真集   

ツェルマット・マッターホルン

アルプスの旅 1日目
 英国航空 成田発ロンドン経由でチューリッヒへ

アルプスの旅 2日目
 SBB(スイス国鉄)と氷河急行でツェルマットへ移動

SBB(スイス国鉄)国際特急
チューリッヒ空港駅近くのホテル・ルネッサンスの窓から
SBB IC(インターシティ特急)
SBBチューリッヒ空港駅地下ホーム
インターシティ特急でブリークまで行き、氷河急行に乗り換えツェルマットへ
SBBチューリッヒ中央駅ホーム
スイスを象徴する鉄道時計が見える
インターラーケンに近いカンデルシュテーク駅から見たスイスの典型的な風景
カンデルシュテーク駅のホーム
ブリーク
チューリッヒから乗ってきたSBBのICを降り、氷河急行に乗り換えてツェルマットに向かう
サンモリッツから来た氷河急行
ツェルマット駅前の電気自動車
環境保護のためガソリン車の乗り入れ禁止
観光馬車も行き交い道路は落とし物に注意
ツェルマット駅前のホテル・バーンホフ
駅前のスーパー・コープホテル・バーンホフの朝食はここで仕入れた
ツェルマット駅前にごつい顔を出すマッターホルン

3日目
 ケーブルカーでスネガへ上がり
マッターホルンを眺めながらトゥフテルンの花畑を下る

スネガに上るケーブルカー乗り場に向かう道
ゴルナグラード展望台行きの登山電車軌道を横切ってフィスバ川まで下り、川沿いを左に
スネガ展望台からマッターホルン東稜が正面に
トゥフテルンとフィンデルンとの分岐
トゥフテルンはマッターホルンを背に、フィンデルンは正面に見ながらツェルマットに下る
ハイキングコース
トゥフテルンに下る道はウンターロートホルンの山裾を歩く
斜面には大きな岩が積み重なり高山植物がたくさん咲いていた

この斜面からトゥフテルンまで標高2200m付近は高山植物が咲き乱れていた。以下の写真はこの辺りで撮った。

エウポルビア キュパリッシアス  (トウダイグサ科)
アルニカ モンタナ (キク科)
生育地 1000~2000m 酸性土壌の疎林、むむ地
草丈20~60cm 日本の高山植物 ウサギギクの仲間
シレネ・ネタンス(ナデシコ科)
花期 6~8月 生育地 600~2900m 草丈 25~80cm
シレネ・ブルガリス(ナデシコ科)
花期7~8月 生育地3100m 岩地、ガレ場、草原 草丈15~25cm
マンテマの一種
クレマチスに近い種 日本のハンショウズルの近縁のように見える
ゲラニウム・ルブラレ(フウロソウ科)
花期7~8月 生育地1500~2300m 明るい森や藪の中 草丈20~60cm
日本のフクサンフロウの仲間で小花
トロッリウス・エウロバエウ(キンポウゲ科)
花期5~8月 アルプスの光陽草地に群生 花が球状「グローブフラワー」と言われる
ウンターロートホルンの斜面に続くお花畑
黄色いキンポウゲ科 トロッリウス・エウロバエウ
ピンクのナデシコ科 シレネ・ディオイカの群生地 
リナントウス・アリスタトゥス(コマノハグサ科)
花期5~8月 生育地400~1900m 日当たりの良い牧草地、漆器のある場所
 草丈10~50cm
草むらの手前はナデシコ科マンテマ
リナントウス・アリスタトゥス(コマノハグサ科)
センプルビブム・アルピヌム(ベンケイソウ科)
花期7~8月 生育地800~2500m 草丈10~40cm
トリフォリウム・メディウム(マメ科)
花期5~7月 生育地600~1600m 日当たりの良いところ 草丈15~45cm
種不明
エルポルビア・キュパリッシアス(トウダイグサ科)
花期4~7月 生育地 草地 草丈30~50cm
トウダイグサの仲間は世界中に広く分布する 
殆どが有毒植物だが薬用としてみちいられるものもある
ローデンドロン・ヒルスツム(ツツジ科)
花期6~7月 生育地800~2500m 草丈30~100cm
別名 アルペンローゼ
アルペンローゼ群生
エーデルワイスと並びアルプスを代表する名花
ベディクラス・ベルティキラタ(ゴマノハグサ科)
花期6~8月 生育地1400~2800m 乾燥した草地、ガレ場
 草丈5~20cm 日本のタカネシオガマの仲間
ヘラクレウム・スフォンディリウム(セリ科)
花期6~9月 生育地200~2400m 草丈50~150cm
日本のハナウドと同種
シレネ・ブルガリスと同種
ゲンティアナ・クルキアタ(リンドウ科)
花期6~9月 生育地1000~2000m 草丈20~40cm
アンドロサケ・カマエヤスメ(サクラソウ科)
花期6~8月 生育地向陽の岩場 草丈5~7cm
ゲラニウム・シルバティクム(ホロウソウ科)
花期6~7月 生育地700~2300m 草丈30~70cm
トゥフテルンの集落外れにあるレストラン 休業中
マッターホルンがバランス良く背景に収まっている
同じ場所の右手やや後方からの写真
レストランと放牧小屋の背景にブライトホルンとクラインマッターホルン
この林道では樹林が途切れマッターホルンが見える場所が数カ所ある
マッターホルンが見える度に立ち止まってシャッターを切った
眼下にツェルマットの駅が見える

 4日目
ゴンドラでシュワルツゼーまで上がり、マッターホルン登攀の中継小屋ヘルンリヒュッテまで高度差700mを往復した。

シュワツゼー山岳ホテル
テラスからマッターホルンを見シュワルゼーシュワルゼー
シュワルツゼーから見上げるマッターホルン
リフト駅付近から
巨大なマッターホルン
左に目を転じると モンテ・ローザ(4634m)
目を転じ、ブライトホルン(4164m)とクラインマッターホルン
岸壁に張り付くようにかけられた鉄柵の階段とプレート
足下はフルグ氷河まで数百メートル一直線に落ちている
振り返るとチナール谷の山々が見える
中央はダン・ブラッシュ(4357m)
左に、ワイスホルン(4506m)
右手にはチナールの山々
ルートは一旦右に回り込む
シュワルツゼーを見下ろす
中央にホテル、ゴンドラ駅、シュワルツぜー(湖)
右手がフルグ氷河 後方は4000m級チナールの山々
東陵尾根の左右に登ってきたルートが見える
ヘルンリ直下からシュワルツゼーを見下ろす
中央にホテル、ゴンドラ駅、シュワルツぜー(湖)
標高3279mのヘルンリ小屋が間近に見える
この先、高度差50m程の登りがきつかった
ヘルンリ小屋の真下に咲く
サクシフラガオッポシティフォリア(ユキノシタ科)
この仲間は種類が多く、その殆どが白い花を付けるが、本種は1.5cm位の梅花状の紫桃色花を咲かせ岩場にへばり付くように這え広がっていた
ヘルンリ小屋前から
ガイドブックによると正面の建物が山岳ホテル・ヴェルヴェデーレ
この建物がヘルンリ小屋になっている
こらから登頂を目指す若者たち
ヘルンリ小屋の裏から見上げた頂上
この辺りでウインパーたちは登攀前夜露営したという

下山途中で撮った高山植物。
厳しい環境に負けぬ可憐な花々に元気づけられた。

サクシフラガ・オッポシティフォリア(ユキノシタ科)
花期4~8月
ラヌンクルス・セグゥイルイ(キンポウゲ科)
花期6~8月 生育地1800~2400m
この仲間は数種類ある 花弁はマウントクックリリーに似ているがより可憐だ
シレネ・アカウリス(ナデシコ科)
花期6~8月 生育地1700~2900m草地、礫地の斜面 草丈6~8cm
英名 コケノチャンピオン
ゲンティアナ・ベルナ(リンドウ科)
花期4~7月 生育地600~2900m 牧草地、石灰質の土壌 草丈4~12cm
ビオラ・カルカタラ(スミレ科)
花期6~8月 生育地1600~2800m 草原、牧草地、ガレ場 草丈3~12cm
別名 アルプススミレ
ゲンティアナ・ベルナとビオラ・カルカタラ
アルプスで出会った花の中で最も印象に残っている
トラスビ・シルビウム(アブラナ科)
花期6~8月 生育地 岩場、ガレ場 草丈5~15cm
こんな場所で何千年も生息してきたであろうか

高山病で下るさなか、可憐な花々に元気づけられた。
ホテルとゴンドラが間近に見えるようになり一安心

シュウバツゼーのホテルとゴンドラ駅

  5日目
ゴンドラで一旦フーリまで下り、クラインマッターホルンに折り返してブライトホルンを目指す予定だったが、朝起きると窓の外は濃い霧で直ぐ側のゴンドラ駅も見えず、ホテルで暫く天候の回復を待った。
霧は晴れなかったが、ともかくクラインマッターホルンに上がった。

ゴンドラの終点駅でブライトホルン登頂を見合わせる登山者たち

ブライトホルンを目指して何度か雪原に出たが、10m先も見えず、戻りの踏み跡が消える程の降雪で登攀を諦め、観光客に変じて氷の博物館を見学した。

遭難救助の彫像

ゴンドラでツェルマットに下る時、広大なゴルナグラード氷河の尻尾が見えた。

広大なゴルナグラード氷河の尻尾


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