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TUNAGのプロダクトデザイナーとして働くということ

こんにちは!株式会社スタメンでプロダクトデザイナーをしている森田(@KasumiMorita)です👋 最近の小さな幸せは、桃を丸ごと1個1人で食べたことです。

スタメンでは、「一人でも多くの人に、感動を届け、幸せを広める」を経営理念として掲げ、TUNAG事業と漏洩チェッカー事業を営んでいます。

この記事では、TUNAGのプロダクトデザイナー職に興味をお持ちの方に、組織や事業に関する情報をお伝えします。
※ スタメンのデザイナー職はプロダクトデザイナーとコミュニケーションデザイナーがありますが、この記事ではプロダクトデザイナーについて詳しく説明します。

では、プロダクトデザイナーのメンバー視点でゆるりとご紹介していきます💁‍♀️

現在のTUNAGプロダクト開発組織

チーム体制のイメージ。現在はデザイナーが複数のプロジェクトを横断しています。

現在TUNAGのプロダクトデザイナーは名古屋拠点に1名在籍しており、組織図上ではPdMと共にプロダクト企画チームに所属しています。

プロダクトチームとしては、主にデザイナー、PdM、フロントエンドエンジニア、バックエンドエンジニア、モバイルエンジニアで組成します(プロジェクトによって、関わる職種や人数が変わります)。
コミュニケーションデザイナーとは必要あれば協力をお願いしたり、ビジュアル表現の認識を合わせるためワークショップをしたりと適宜連携しています。

事業を成長させていくためにやりたいことはたくさんありますが、現在プロダクトデザイナーは1人で複数のプロジェクトを横断する体制となっており、まだまだ足りていない状況です。

そこで、この記事ではTUNAGのプロダクトデザインの面白さや、私たちが今後やっていきたいことをご紹介できればと思っています。

TUNAGについて

TUNAGは経営と従業員、または従業員同士の信頼関係を構築する「エンゲージメント」を軸に組織の課題を解決するサービスです。
簡単に提供している具体的なプロダクトを説明すると、社内SNSになります。
BtoBtoE領域でサービスを展開しており、企業向けに提供しているサービスではありますが、最終的にはその企業の従業員(to Employee)のユーザーの体験を考えることも重要になります。

実際に従業員として使って感じているTUNAGのありがたみ

社内ではTUNAGを毎日利用しているので、私自身もTUNAGをユーザーとして使っています。

社内の人とTUNAGでコミュニケーションをしてから、オフ会のような気持ちでリアルの場で声をかけられて挨拶する経験をしています。同じ部署の人はもちろんですが、普段話す機会がないような他部署の人とも気軽なコミュニケーションができるため、人見知りの私にとってはタテヨコナナメの関係を築くことができるありがたいプロダクトです。

TUNAGのおかげで組織が得られるエンゲージメントの主な効果

経営と従業員、そして従業員同士のエンゲージメントを構築することで、離職率の改善や早期戦力化などに繋がります。

詳しく気になる方は、ぜひTUNAGの導入事例をご覧ください。

TUNAGに関わる魅力

現在、スタメンは第二創業期を迎えており、より組織を拡大していくとともに体制も大きく変わろうとしているタイミングです。

そんな中で事業の方は、エンゲージメントを軸に事業を成長させており、すでにプロダクトのPMFを達成しています。これからは、既存のプロダクトを新しい市場に適合させること、プロダクトを通して得られるエンゲージメントの効果をさらに強化していくことが重要な課題です。

経営メンバーを巻き込みながら、未来に向けての事業の実現性とテクノロジーによる実現可能性を追求するプロダクト企画の力がますます求められるフェーズに入っています。

今のフェーズについては、VPoEの松谷が別のnoteで詳しく説明しているので、ご覧ください。

プロダクトが成長しても変わらない軸

フェーズが変わっていくタイミングではありますが、TUNAGが提供する軸の部分として変わらないものは、人と組織の課題を解決し、一体感のある強い組織作りを支援することです。
そして、PdMやエンジニア、ビジネスサイドと協力しながら、人と組織が抱える課題を追求し、共にプロダクトを作っていけることが、TUNAGのプロダクト開発に携わる一番の魅力だと私は思っています。
経営と従業員もしくは従業員同士が信頼関係を構築するために、認識の齟齬をなくすためであったり情報共有をするために、TUNAGを通してコミュニケーションを行なって溝を埋めていくことができます。

プロダクトデザイナーのミッション

プロダクトデザイナーは「ユーザー体験のためにプロダクトの高い品質とスピード感のある価値提供を両立する」を主要なコミットメントとしており、プロダクトを通して事業を牽引していくことをミッションとしています。

  • 価値が届くまでのタッチポイントを見出しデザインするCXデザイン

  • プロダクトの利用体験をデザインするUXデザイン

  • プロダクトとして一貫性のあるユーザビリティ、アクセシビリティを実現するUIデザイン

この3つの領域を施策、プロジェクトの性質に合わせて、時には全てを横断して提供していくことで提供価値の最大化と早い提供スピードを実現することで、プロダクトによる事業牽引を実現していきます。

職種やチームを越境した関わり方

2024年時点で、プロダクトデザイナーは私一人ですが、複数のプロジェクトのデザインを兼任しています。そのため、デザイナー1人体制の中プロジェクトを進めていくためには他職種のメンバーと協力することが不可欠です。

私一人がデザインを担当していますが、プロダクトはみんなで作り上げています。時には、デザインに興味のあるエンジニアに勉強会を開いて、デザインの一部を手伝ってもらったり、手が回らない部分は隣接する職種の人にカバーしてもらうこともあります。

他にも、別チームの経験豊富なエンジニアが情報設計についてアイデアを出してくれたり、ユーザーの属性に近そうな社内の人に声をかけてユーザビリティテストをお願いして助言をもらったりしています。こうして、みんなの集合知でプロダクトを作っています。

メンバーとのコミュニケーションの工夫

朝会・振り返り会の実施

私は主に「プロダクト企画チーム」、「プロダクトチーム」、「デザイナーチーム」の3つのチームに所属しています。
朝会は毎日、振り返り会は毎週や隔週でそれぞれ実施しており、基本的には所属しているすべてのチームのものに参加しています(会議体の改廃も大事だと思うので、時には減らすこともあります)。
朝会のテンプレートに個人的ニュースを書ける欄を用意していて、毎日連絡ごとのついでに自己開示や雑談をできるようにしています。雑談ができる関係性を日頃から作っておくことで、小さなことでも相談しやすいようにしています。

新しいメンバーとお話しするお茶会

ここ数ヶ月やり始めた企画ですが、私が所属するプロダクト開発部では、新しいメンバーが入ってきたら、他拠点の既存メンバー2人ずつと雑談する「お茶会」を実施しています。

名古屋と東京どちらにも開発メンバーがいるのですが、オンライン上では物理的にすれ違って挨拶する時間もなく、なかなか同じチームにならないと話す機会がない状態になっていました。
そこで、新しいメンバーと「同じ部署だけど話したことがない」という状態を作らないようにするために始めました。

名古屋拠点2名と東京拠点の新メンバーでお茶会の予定を抑えるだけ。

私がやっていることは、良かったらお菓子を持ってきてくださいね、というメッセージとTUNAGに登録されている既存メンバーのプロフィールページのリンクを添えて、15時あたりにカレンダーを入れるだけ。あとは3人で雑談をしてもらうだけの会です。

始めたばかりなので試行錯誤しながらではありますが、新メンバー・既存メンバーからも好評だったので、やってよかった企画です。
他にも改善できることはまだまだあるかもしれませんが、今後入ってくる人たちのご意見も聞きながら、拠点間のコミュニケーションで生まれている課題を改善していきたいと思っています。

会社全体で実施しているコミュニケーションの工夫

会社自体もコミュニケーションの工夫をかなりしています。
入社1ヶ月目は人となりを全社に知ってもらえるようにTUNAGで毎日日報を書く、週1回各拠点で開催されるコミュニ軽食、ナイスプレーなイベントがあればみんなで鳴らすスタカネ、TUNAGで送れるサンクスカード、雑談が生まれやすいオフィスの設計、部活動、委員会…などなど。

全体的に、そもそもコミュニケーションを大切にしている人たちが多く、普段から何気なくオフィスを歩いていたら気さくに話しかけてくれる人が多い印象です。もちろん中には内向的な人もいるのですが、コミュニケーションが嫌いというわけではなく、話変かけるとみんな楽しんでいる感じです。

デザイナーから見たスタメンのカルチャー

称賛するカルチャー

会社自体が人を称賛するカルチャーを大事にしており、個人としても大切にしている人が多いように感じています。
誰かのナイスプレーを祝う時に鳴らすスタカネに自主的に集まったり、積極的にサンクスカードを送ったり、サンクスカードを送らなくてもチームによっては振り返り会の項目にKPT以外に「thanks」を追加してみたり。こういった称賛文化を大事にすることで、日々の小さなモチベーションにつながったり、普段関わりのない人のナイスプレーを把握できます。

仕事の姿勢

仕事の姿勢としては、スタートアップなので基本的には成果を重視しています。
社員から行う提案に関しては、正当な理由なしに意見や提案が弾かれることはありません。もちろん、リスクを考慮する必要はありますが、結果として失敗したとしても反省すべきところは振り返り、必要以上に責められることはありません。人を信じて任せてくれることが多く、デザイナーがチャレンジしやすい環境ではないかと思っています。

巻き込まれてくれる社内の人たち

デザイナー職からみた具体的なものだと、ユーザビリティテストがしやすい雰囲気でありがたいです。
ふらっとデスクの近くに行って仕事中に話しかけても嫌がる人・怒る人はおらず、快くユーザビリティテストを引き受けてくれるので、プロダクトデザイナーとしてはありがたいです。
新しくリリースする時には、社内で「プロダクトバザール」という新機能共有イベントを行うのですが、過去には東京と名古屋で50人以上も参加してくれました。

プロダクトバザールの様子。「プロダクトバザール」といってもよくわからないと思うので開催した時の写真を置いておきますね。

デザイナー主導で巻き込み型のイベントを実施することがあるのですが、職種に関わらずいつもたくさんの人が積極的に参加してくれます。

今課題に感じているところ

TUNAGはすでにPMFしており、グロースするフェーズに入っているプロダクトです。 私たちが信じているエンゲージメントの力は業界を絞らないため、TUNAGはホリゾンタルSaaSに該当します。

ホリゾンタルSaaSとしてグロースしていくためには今よりもより広い市場に広めていく必要があり、そのためには大きな課題を2点持っています。

  1. 既存の製品を新しいマーケットにPMFしていくこと

  2. エンゲージメントの成果が実感しづらい側面を持つため、より強力にエンゲージメントの力を証明していくこと

そして、この課題に向き合うための視点を持つ人と一緒に働きたいと思っています。

また、高い顧客解像度を持って課題を解決したいところではありますが、1人体制ではなかなかデザイン成熟度のレベルを上げていくことができず、デリバリーの段階で人が足りていない状態です。

まずはプロダクトデザイナーの人数が増えて安定したデリバリーを提供できる状況を作りたい。そして、ゆくゆくはデザイナーもディスカバリーできる状態を作りたいと考えています。

どんなキャリアパスがあるか

基本的には個人が歩みたいキャリアパスを上司と相談して拓いていくことができます。

プロダクトデザイナーの場合は、まだまだチームとして小さいので開発チームに属して具体的なUIを作れることがマストです。
その中でもPdMに寄ってみる、DesignOpsを兼務する、プレイングマネージャーなどのキャリアにチャレンジすることは可能です。
組織が大きくなってきたら、DesignOps専門、マネジメントのみのキャリアも選択できるようになるかもしれません。

最後に

ここまでお読みいただいてありがとうございました!本記事では、スタメンのプロダクトデザイナー職についてご紹介いたしました。
もしご興味いただけたら、カジュアル面談にご応募いただけると幸いです🙌

スタメンではプロダクトデザイナーを募集しています📮

スタメンのプロダクトデザイナー職にご興味をお持ちの方は、ぜひ一度私とカジュアルにお話しませんか?
以下のお話をさせていただくことが多いです。

  • スタメンについて

  • TUNAGについて

  • 普段の働き方

  • プロダクト開発組織について

  • コミュニケーションデザイナーとの違いについて

そのほか、気になる点・ご質問など受け付けています。カジュアルなので、ほわっとした質問でも構いません◎
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