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《嫉妬するとき、されるとき》
生きていれば、日々いろいろな感情が生まれ、どなたでも思い悩むことがあるかと思います。気にしない、気にしない、と自分に言い聞かせるほど余計に気になってしまったり。ちょっとした一言で誰かを傷つけてしまい、自己嫌悪に陥ったり。
今回は、「嫉妬」について考えてみたいと思います。
1.なぜ、嫉妬するの?
嫉妬の感情が強まるとき=お互いの関係に『類似性』と『獲得可能性』が高まるときだそうです。もう少し詳しく見ていくと…
『類似性』が高まる
→自分と同じくらいの立場の人が、自分よりも優れたものを手に入れると
より悔しいと感じる。
『獲得可能性』が高まる
→相手が持っているものに対して、自分もそれを手にいられるのではないかと感じる。
たとえば、職場の同僚や後輩が先に昇進したとき。もしくは、ご自身が同僚や先輩より先に昇進したときをイメージしてください。どんな変化が起こるでしょうか。
自分のことのように嬉しく、モチベショーンが上がり仕事に邁進する?
昇進した方に対して、急に非協力的になったり、問題にならない些細なことにまで厳しい目を向けるようになる?
皆さんのご経験は、どちらに近いでしょうか。
2.嫉妬してしまったら?
嫉妬しないと思っていても、少しくらいは嫉妬してしまいますよね。人間ですから。いったん深呼吸&場所を変えれば落ち着きます!ならいいですが、やっぱり引きずってしまう場合は…
「妬みを憧れへ変化させる」
もうこれに集中するしかないようです。相手ではなく、自分に気持ちを向けて、なりたい自分に変わるしかないのですね。簡単ではないですが、まずその一歩として、下記の記事でご紹介した、感情整理ノートもお役立ていただければ幸いです。
3.嫉妬されたら?
思いがけず嫉妬されてしまったときは、どうしたらいいのでしょうか。
「やや大げさなくらい努力していることを相手にやんわりと伝える」
努力している姿は周りに見せない方が良いという感覚がありますが、一方でひたすら努力している人を見ると応援したくなる気持ちにもなります。
応援される人を思い浮かべると、「○○を目指して○○に取り組んでいます」とふだんから前向きな言葉を自然に発していたり、それを実践している様子もうかがえます。
何としても努力は見せない!よりも、少し自分をオープンにしてみようくらいが良いかもしれませんね。