モナドと対称性と多項式について(数の図示)
「ピタゴラスは、数と図形の関係を大変重視して、数に関する問題も単子(モナド)と呼ばれる●を並べて考えました。そして、単子の並びが美しい図形になる時、その個数に名前を附けて詳しく研究しました。」
素数夜曲 女王陛下のLISP 吉田武 著 東海大学出版会 2012
点で形を表す方法 「モナド」小さいころから、家にあった碁石でいろんな形を作って遊んでいた私にとってピタゴラスのモナド観は親しみを覚える。形を分類する手段として、9グリッドより柔軟で多様な形を人間の認識に即して表現する可能性を秘めているかも知れない。
少ない数でやってみて、まず気付くのは私達は数を認識しやすくするためにいくつかの決まったならべ方をしていることだ。縦一列、横一列、斜め一列、円形、長方形、三角形などなど、ちなみに、上で引用した吉田武の著作では、この後ピタゴラスの三角数が話題に上がっている。
では、この認識しやすい並べ方とデタラメでランダムな並べ方の違いは何か。
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