マウンティング合戦

医者って受験双六から医師になるまで、あるいはそれ以降も相対評価が続く(集団の中で上位〜一定ライン以上をkeepし続ける)ため、一般人よりも他者のことに敏感な気がする。

自分の周囲だと、
「〇〇は美人な女医さんと結婚した」
「〇〇は論文書きまくっていて出世頭だ」
「〇〇は×億のマンションを購入したらしい」
「〇〇は開業して繁盛しているらしい」
など。

こういう話を聞くと、
「自分がどうしたいのか?」よりも、
「他人が羨ましいと思うものをどれだけたくさん手に入れることができるか?(スペックの高い配偶者、億ション、社会的地位、稼ぐ金の多さ)」
に固執している印象が強い。
「俺はこう思っているから〜したんだよね」というよりも、「あいつに負けたくないから〜する」って感じ。

きっとこの次は「子供の出来(中学受験〜大学受験、進路)」などに続いていくのだろう。人生、そして次の世代でも終わらないマウンティング合戦。

マウンティングこそ人生の要諦と言えるかもしれないけれど、所詮は他人は他人で生まれた時点での諸条件が異なるのだから、そればかり気にしていないで自分の人生に向き合うことも必要なんじゃないかと思う。
とはいえ、医者の世界は狭いので気になってしまうのも致し方ないのかもしれないけれど。


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