家族の幸せと自分の幸せ




上記のフランケン先生(@BlackSheep8270)のラジオを是非聞いてみてほしい。聞いていて痺れる。

ラジオ本編325話より引用:


「家族のために(安定と引き換えにして)今の仕事を手放せないと言ってやりたくもない仕事をやってギリギリ生きているおっさんたちは、仕事を口実に逃げているだけ。そこで彼らが何らかの理由(病気など)で仕事を継続することができなくなった時に、かなりの確率で(ほぼ100%)家族に捨てられている。
「今まで養ってきてくれたお父さんのために、今度は私たちがお父さんを頑張って支えよう」とはならないんだよ。
今までこんな症例を山ほど見てきた。そして実際にこうなった時に、あなた自身には本当に何も残らない。

これはきっとあなたの家族にも当てはまるのでは?
であれば、孤独な無一文になったとしても、自分が納得できる生き方をした方がいいでしょう。そのために、たとえ自分が寝たきりになったとしても、自分と家族が生活していけるだけの仕組みを作るために、今リスクを背負うべきなのでは?」

時事ラジオその30(2024/10/25)より引用:


「自分の幸せを定義できない人間は、他人の価値観(他人や社会が幸せだと考えている幸せ)に自分の幸せを投影させていく。そこに乗っかろうとしていく。」

「それが自分の幸福感とマッチしているのであれば、それでいい。
しかしそうではない状況で、無理くり自分の価値観を他人の価値観に寄せていこうとしたり思い込もうとすると、自分の人生は大変なことになる。
それは自分では全く興味ないことに対して、他人や社会がそうだからと、無理くり興味を示そうとする人生なのだ。」

「子供や家族という存在を、「逃げ」に使うな。
「家族のために/子供のために生きることが、自分の幸せなんだ」という概念を元々持ち合わせていない人間が、この概念や価値観に寄せていこうとすること、自分を騙そうとすることは最終的に不幸になる。
今までそんな人間をたくさん見てきた。
別に家族を蔑ろにしろと言っているわけではない。家族や子供という存在を、自分の価値観の「逃げ場」にすり替えるな、ということ。」

俺も「自分を騙すことはできない」派かもしれない


数年間病院で働いてきて、上記のケースを複数、実際に目の当たりにしてきた。病気で働けなくなったお父さん、その事実に動揺する家族。そしてお父さんが見放されるケースを。
「今まで養ってきてくれたお父さんのために、今度は私たち家族がお父さんを頑張って支えよう」とはならない。本当に。

だからきっと、今の人生への不満や悩みを、子供や家族という存在でうやむやにさせて自分を納得させることは、自分にとっても家族にとっても根本対策にはならない。

自分もどちらかというと「自分の人生は自分の人生であって、家族の人生とは別」という考え方であり、
「家族のために全てを捧げることが自分の幸せなんだ」という考えにはなれない。この考え方で自分自身を納得させることは絶対にできないと思う。

とすると、「家族のため」「子供のため」という価値観に染まることはできない。この考えを貫くために捧げるものが必要であり(等価交換)、それを家族に結果で示す必要がある。

つまり「俺は家族が困らないようにちゃんと稼ぐし、社会的地位を上げていく。その代わり、俺の考え方は変えないぞ」ということである。ここで結果を出せないのであれば、否が応でも自分の価値観を変えていかねばならない。究極のチキンレース。

自分の考えを貫きたいのであれば、
自分の価値観を突き通したいのであれば、
「家族のために/子供のために、自分が我慢することが家族、さらには自分の幸せにつながるんだ」という考えに納得できないのであれば、
この勝負に勝たないといけない。





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