現実は理想の「6割掛け」くらいで追いついてくる
以前にX(旧Twitter)で「現実は理想から一部割引された形(大体3-4割引きくらい)、具体的には6割掛けくらいのイメージで追いついてくる」という投稿を見た。
これまでの自分の人生を振り返ってみても、まさにその通りだと思う。
中学受験では第一志望校は不合格、正直に言ってあまり進学を考えていなかった第二志望校に合格し進学。
大学受験でも当初進学を希望していた第一志望の大学には届かず、第二志望の大学に合格し進学。
卒後の初期臨床研修の研修先病院も第一志望の病院にはマッチせず、第二志望の病院にマッチしてそこで研修を修了した。
第一志望にはことごとく届かず、万年第二志望の人生である。
しかし逆に言えば、「第一志望」という理想を目指していれば、そこから一部割引された形で「第二志望」が現実になるという意味でもある。6-7割掛けくらいの感覚で現実が追いついてくる。
とするならば、目標を持って頑張るしかないのではないか。
今の現実に適応することを優先し、それをもって「身の程を知る」ように生きていても、多分やってくる現実はそこからさらに割引されたものでしかないんじゃないか。
であれば、たとえそれが現実離れしたものだとしても(「大谷翔平のようなメジャーリーガーになる」とかは別だけど)、理想を念頭に置いて生きていくことが最も期待値が高い生き方だと思う。
きっとそこから一部割引された、6割掛けくらいのものが現実としてやってくるだろうから。