東大や上位国立医学部を卒業したこと自体で幸せになれるわけではない

周囲で東大を卒業したり、旧帝大レベルの医学部を卒業して医者になった人間たちを見ていると、それ自体で人生の幸せが約束されるわけではないのだなと最近感じる。そんなの当たり前だろと思う人もいるだろうけど、単純な自分は学歴が「幸せへのパスポート」だと思っていた。あるいは、そう信じていたかったのかもしれない。それだけ結果を残した人なのだから、幸せになって当然だろう、と。

でも世の中や現実は甘くはないようだ。
職場に順応できなかったり本流の出世コースに乗れなかったり、結婚して幸せそうだった人が実は離婚していたり。人生は複雑で難しい。

身も蓋もない現実かもしれないけれど、学歴自体よりも、実家の太さの方が人生の予後を左右している印象がある。実家が太い人間の方が人生の選択肢が増えて選びやすく(家庭を持って住居をどうするか、キャリア選択、子供の世話など)、医者であれば私立卒の先生たちの方がはたから見ると幸せそうである。

こういう現実を直視したうえで、自分なりの幸せを見つけにいくしかないのだろうな。



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