これからは自分の時間や身銭を切って学びにいく時代になる
と確信している。
ハラスメントという概念の普及により、少し厳しい「指導」をすれば「パワハラ」と言われ指導者側が社会的に追い詰められてしまう。リスクが高すぎる。さらに教育それ自体による指導する側への金銭的インセンティブは存在しない。
これにより、教育は形骸化した。
そして働き方改革により、若手医師にとっては確かに自由な時間は増えた。上の世代よりも、労働負荷は明らかに軽くなっている。(一部では実質的な労働時間は減っておらず残業代が出なくなっただけ、という境遇の人もいるかもしれないけど)
しかしである。このまま空いた時間を溶かしても茹でガエルになっていくのは既定路線。与えられた時間を何かしらに投資していかなければ、未来は開かない。その意味で、これからは「仕事以外の時間で」自分の時間や身銭を切って何かを学びにいく時代になる。そう確信している。
何を学ぶのか、どれくらいの時間や身銭を投資するのか、というところにその人のセンスが問われるのだろう。