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「写真」に必要な5つのスキル

日々写真を撮ってるけど、つくづくボクは写真が下手だなぁと感じてしまう。写真が上手くなりたいけど慣れないジレンマはずっと抱えてて、どうやったら上手くなれるのか悶々と考える毎日。

そんな中、海外じゃフィルムの現像とプリントを専門にしてる人もいるって話を聞いて、「写真が上手い」っていくつかのスキルが複合されたモノなんじゃない?って考えるようになると、意外とボクの中でスッと整理ができた。

そんな、ボク自身が考える「写真」に必要な5つのスキルをまとめてみたよ。


「撮る」スキル

常に集中し一瞬を逃さずピントを瞬時に合わせる力(パンフォーカスで撮ってるけど)

カメラで写真を撮る技術。露出を的確に把握して、瞬時に構図を決めて、一瞬を逃さずシャッターを切る。写真スキルの中心的なスキル。

写真が上手い人というとこのスキルを思い出す人が多いと思う。ただ現代はテクノロジーの進化でカメラが自動で設定してくれるから、ボクたちはファインダーから目を離さずに待ち構えているだけでいいのかもしれない。


「コミュニケーション」スキル

例え地域ネコであろうとも常に交流を絶やさずいることが大切(数ヶ月ぶりにあったけど)

被写体との距離感を決めるための大事なスキル。
相手が人であったり、ネコであったり、さまざまだけどコミュニケーションや意思疎通の取り方で被写体の表情が大きく変わる。

「撮る」スキルだけがあっても「いい写真」になることは少なくて、特にスナップシーンにおける巨匠と呼ばれる人はこのスキルが突出している気がする。


「現像」スキル

常に出来上がりをイメージしていないと作れない絵(プリセット当てただけだけど)

現代をベースに話をするけど、写真はいわゆる「撮って出し」もあるけどRAWで撮影したデータを各種パラメータを変更して自分が思い描いた写真に仕上げるスキル。

現像ソフトを使いこなすテクニカルな部分も必要だけど、完成イメージをより具体的に想像することが最も必要なことなのかもしれない。


「選定」スキル

たくさんの中から選び出すことの大切さ(同じ構図で迷った時は一番最初を選んだ方がいい)

たくさん撮った写真の中から一枚(もしくは複数枚)選び出すスキル。

例えば写真展への出展作品の選定とか、ベストな一枚を選ぶのではなくて、自分が発表したい主旨にあった作品を選ぶことが大切になってくる。


「発信」スキル

自分を曲げずに、でもたくさんの人たちに見てもらう方法(全くわからんけど)

ここまでのスキルで出来上がった作品をより多くの人に見てもらうために発信・発表するためのスキル。

それは人脈であったり、SNSでのアップロードの仕方だったり、一般人が描く写真家からは想像できないスキルの一つかもしれない。


結局は

偉そうに言ってるけどボク自身は5つのスキルのどれも苦手で、だからこそ毎日悶々としているんだけど、世の中にはたくさんの写真が上手い人がいて、それを「写真が上手い」の一言で片付けてしまうのは違うんじゃないかって思うんだよね。

例えば5つのうち一つだけでも上手くなりたいなぁと思ってSNSで写真を発信するときに気をつけることをトライアンドエラーで試してみたりして試行錯誤してる。

特にボクは「コミュニケーション」スキルと「選定」スキルが絶望的にないので、これから少しずつ習得していきたいし、ちょっとずつ陰キャを卒業したいと思ってる。
だから写真展にも参加したいと思うし、フォトウォークもしてみたい。(東海地方にお住まいの方、その時はよろしくお願いします^^;)

もっとエモーショナルに撮ればいいんだよって思う人もいるかもしれないけど、理系なボクはやっぱり何かの拠り所が欲しいし、五里霧中で途方に暮れながらウロウロはしたくないからボクなりの整理の仕方でこれからも「写真」に向き合いたいな。

そしてボクと同じようにモヤモヤ悩んでる人におすすめなのがワタナベアニさんの「カメラは、撮る人を写しているんだ。」!

読み始めたらあっという間に引き込まれてしまった!ボクがずっと感じていた疑問や、写真をやるときに大事にしないといけないことを学べたよ。気になる人は読んでみてね^^

※記事中に掲載した写真は全てRICOH GRⅢで撮影しています。


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