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光と水と美女と ボクの出会い

写真を撮っていると全てが一期一会だなと感じることが多い。

印象的な風景はいつも撮れるわけじゃない。
スナップはそこにいた人たちも含めて作品になる。
だからボクはシャッターを切るその一瞬にいつも感謝する。


そしてボクは印象的な出会いを体験することができた。


最高のシチュエーション

あまりにも素敵な瞬間に出会えると人は大胆に行動できるらしい。

最高の夕陽と最高の波間を前にして、ボクは黒いワンピースを来た美女に声を掛けることができた。


『断られたどうしよう』

そんな心配が吹き飛ぶように、彼女は快くモデルになることを了承してくれた。ボクはよろこんだ。

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脱皮するボク

ボクは環境依存型のカメラマンだと思ってる。素敵な写真を自ら生み出すことが苦手で、写真のほとんどがその場の空気感に依存してしまってる。

そんなボクだけどこの奇跡で考えていたことがある。

彼女は今何を考えているだろう

彼女の背中や目線、足の運びをみながら彼女が考えていることを想像し、写真に彼女の感情を落とし込んでいく。

できたかどうかは別として、ボクはできるだけ彼女を想像しながらシャッターを切り続けた。

正直こんな感覚はこれまであまりなくて、どこか自分本意な写真を撮り続けていた気がする。でも今回はできるだけ彼女とシンクロしたいな、と思いながら撮り続けた。

少しはシンクロできたかな。


その時その場にいた全てに感謝

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実はここにはもう1人、京都からこの風景を撮りにきた人もいた。
リフレクションを撮るコツを教えてもらいながら、撮り終わった後には少し雑談もさせてもらった。

連絡先は交換しなかった。

SNSをやってないって言ってたから、ボクのこの写真や思いは彼には通じないだろうけど、縁があればどこかでまた会えるかもしれない。

ボクはそんな出会いや再会を楽しみにしてシャッターを切っているのかもしれない。

またあの日の夕陽と海と彼女に会いたいな。


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すぎっち
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