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三年日記をつけるボク

これまで日記なんかつけたことなかったよ。
そんなボクが今年から日記をつけ出した。それもSNSや普通の日記帳じゃなくて三年日記。一日三年分の日記が1ページに書けるもの。

今の生活はかりそめのもの

仕事の関係で名古屋に住んでるボク。でもそれも3年程度だと思う。(勝手に思ってるだけだけど)
その内ボクは北陸の前の会社・職場に戻って、さらに成長した姿をみんなに見せる予定なんだ。
だからボクのここでの生活は何年も続くものじゃないし、身につけるものや家財道具なんかもかりそめの物でしかない。

1000日間を消費する

あっという間に2021の1/12が過ぎてしまったけど、ボクはここで1日1日を積み上げていくよりも、1000日から1日1日を消費するような感覚になってる。
限られた時間を少しずつ使っていく。
「残り何日」って書いて日めくりカレンダー作ってもいいかもしれない。
でもそんな消費する1日1日を忘れ去るように走り抜けるんじゃなくて、文字として残してあげたいなって思って約1000日を記録できる手法として三年日記を購入した。

同時に新しいYoutubeチャンネルを作ってVlogを撮りだした。
これも日記と少し似てて、ボクの1000日間の記録としてアップしたいなって。週末限定になると思うけど、1年間に52週で52本アップできたらいいな。


1日に一度、紙とペンに向かう

正直言うと、三年日記かくかnoteを毎日かくか悩んだ。
結論から言うとボクは紙とペンで日記を書くことを選んだ。

やっぱりnoteだといろんな人が見るから、言葉や書く内容を選んでしまう。固有名詞も出せない。
でも紙の日記だと自分の好きなことが書けるしなんなら書かなくてもいい。
そんな自由度が紙の日記帳にあるんだと思う。

そして紙とペンに向き合う時間。
ボクは仕事上でも自分のサインをたくさん書く機会があるんだけどじっくりと書くと言うよりも事務処理の一環でやってるだけ。万年筆を使っているのに良さを発揮できていない感じがするな。
でも1日に5分くらいだけど日記を書くために椅子に座ってペンを持って紙に向かってるこの時間が本当に幸せを感じてしまう。

誰が見るわけでもない

3年後、この日記をどうするか問題は必ずついて回るんだけど、ボクは多分この日記は焼却する。家の庭で燃やすだろうな。
誰かに見られたくないとかじゃなくて、多分振り返って開き直すことがないから。「あの時はこんなこと感じてたんだ〜」な感覚は三年日記を書いてる三年の間で満喫するよ。

だからボクは字が汚くても、誤字脱字があっても気にしない。書く内容もボクだけの秘密の内容。誰にも言えないことも書いちゃう。とにかく紙を前にしたときに思いついたことを整理しないで順番に文字を置いていく。
万年筆の先から流れ出てくるインクを紙の上に順番に置いていく感じかな。

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インクが乾いてから閉じるページ

万年筆で書いてるからインクが乾くまで少し時間がかかるんだ。
だから書いてからしばらくはページを開いたまま。これがまたいい。
ボクが書いた今日の気持ちが日記帳からふわふわ室内に漂ってる感じがしてる。

「ボクはここにいるよ」ってボクが落とした文字から伝わってくる。
ボクの言葉選びが下手で多分共感しにくいかもしれないけど、ふと出てきた言葉はこれ。
そんな時間も愛おしい。

クラウドにも繋がっていないスタンドアローンな日記帳

当たり前なんだけどね。
スマホひとつで誰とでも瞬時に繋がれる世界だから、そんな稀有な存在の日記帳って大切なんだと思うよ。1000日後に焼かれるために生まれてくる日記帳。
ボクは今日もそんな日記帳を愛でて1日を終える。

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すぎっち
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