20代前半で金を持つ人の特徴とルート
「高校卒業したら金持ちになろう」と考えてた男は結構いると思う
そういう人間を数年観察した結果、ほとんどの男が起業に挑戦して鬱になって消えたり、起業するといいつつゴリゴリに就活をしてサラリーマンになったりして、理想の成功を掴めず人生の路線変更をしてた
だけど
20代前半で成功してる男も少なからず見た
実際にお会いした方やネット上で見かける若くしてそこそこの金を稼いでる人には共通点があった
それは人間性/知性みたいな内面的なとこもあればその人が育った家庭環境などの外部的要因、金持ちを目指すきっかけになった原体験ややってきたビジネスの種類まで。
「この人たちはなんで20代前半でそこそこ金を持つようになったのか?」
という疑問の僕なりの答えを書き残しとく
「このnoteの内容をやってればお金持ちになれます!」みたいな内容を書くつもりはなく、あくまで人生設計の参考になればと思います
【20代前半でお金を持ってる人のビジネスの原点】
20代前半でお金を持ってる人に「いつからどんなビジネスを始めたんですか?」と聞くと
殆どは小中高のどっかの学生時代から転売なり何かしらで金を稼いでた
転売と言っても中身はバラバラ。
怪しそうなゲームアカウントの転売もあれば普通にメルカリヤフオクみたいな誰でも売買できるツールで普通の商品を売ったり、流行ってたカードとか売ったり。
とにかく「何かを仕入れて売る」という商売の基本を学生の時点でみんな経験していた
別に稼いだ額はどうでもいい
少額でもいいからとにかく「商売の経験」をしたかどうか。
これが中々の差を生んでた。20代前半ってのは社会的には若いはずで人間としての差は開かないと思われるが、この商売の経験による学びは複利が効ので、20代前半で「人生成り上がり計画」を実行するほとんどの人間が折れていく中、うまくいく人は普通の顔で生き残る。
学生以前に商売を経験して、そこから商売の感覚を何年も培ってきた人間と
商売なんてやってこず、お勉強をしていて18くらいから頑張ろうとする人間の商売力は異なるものがある
そもそも世間の見え方が違う。経営者とサラリーマンの視点が違うみたいなもの。
商売をせずに高校を卒業すると、消費者側の思想がガチガチになっちゃう
売るという行為が謎に怖くて「何かを仕入れて高値で売る」という行為ができない
ブックオフなどの「買取ビジネス」がなぜ儲かるかというと
「消費者は”売る”のが下手くそ」だから。バイクや車の買取とかもそう。
みんな価値を理解せずにモノを買い、価値を理解せずモノを売る
価値という観点で世界を見れていないし、価値という観点で行動の選択もできない
「ただそれっぽい値段で売る」「ただみんながやってるからやる」みたいな人間になる
何かを仕入れて高値で売る
これをやったかどうかの体験がその人の世の中を観る視点を肥やす
高校卒業までにビジネスをしたことない人がビジネスを考えるのを見てると
「社会貢献したいから〜」
「〇〇のマッチングをやろう」
「誰かの役に立ちたい!だからニーズ探そう」
みたいな発想になる人が殆どだった。
そこらへんの学生ビジネスコンテストを見ると大体こんな人しかいない。
これは完全にお勉強をしてきた人の発想であって
貧乏出身、金が欲しくてたまらない、野心MAXの人間の発想ではまずない
商売をしたことがない人がビジネスを始めると最初から綺麗事を言ってしまい、そのおかげで完璧主義が働いてしまい、結局思うように売上を作る事ができないパターンになる
そもそも人助けしたいなら金関係なくやればいいって理屈になる
「人様からはすごい価値を提供しない限りお金を受け取ってはいけない」
みたいなカチカチの真面目な思想で物事を考えてしまい、無料とか格安で商品を提供し出したりする(戦略ならいいが殆どの場合は上記の思想が故)
ビジネスは利益を上げない限り大切な時間、精神、脳みそ、人材等の資源を消費してしまうだけで、長期的に続かなくなる
鬱で消えていった人間はこのパターン。
現実を見ずに夢だけを見ていた。
それだと長期戦では生き残れない。
逆に野心MAXな人間は
「とにかく金を稼ぎたい」
というわかりやすい欲望で動ける
そこに変な綺麗事を抜かすバイアスはかかっていない
だからすぐ動くしすぐお金を稼げる
そしてどんどんビジネスの嗅覚が研ぎ澄まされてビジネスの繋がりもできて好循環に入っていく。野心の規模と比例してビジネスの規模もデカくなる
一方、
勉強すればする程、社会に所属すればする程、思想が社会人よりになる。
「何かビジネスやろう」と思ってもまず第一に社会貢献を考える。
その「想像」の時点で軸がズレる
社会に貢献するビジネスを作れるのは崇高な事だけど
それを20歳前後で出来るのは金のある実家に産まれたやつ、頭良すぎるやつ、周りの人間が強すぎるやつらへんに限る(人口の1%にも満たない)
社会貢献性に溢れたビジネスは既に名のある、資金力や信用のある大きい会社の新規事業だったらまだわかるが
0から成り上がる人間のプランとしてはかなり難易度が高いし、本当にそういうビジネスをしたいと望んでいるのか?という話にもなる
大体は「起業したい」のではなく「起業という社会的に凄いと評価してもらえることをやって褒められたい」みたいな承認欲求だったりする
それなら下手に起業せずどこかの会社に入って学びながらその仕事を磨いていく方が総合的に豊かになる
学生以前から金稼いでるやつは金への嗅覚と行動力、解像度が違くて
「金を稼ぐ事」と「社会に価値を落とす事」は別軸だとわかってる。言語化できていなくても体感でわかってる
これをごっちゃにしてしまう人は「起業したい!」という漠然とした目標を持ちながら空回る
金の稼ぎ方にも綺麗なものもあれば汚いものもある
そして、汚い稼ぎ方は汚いと思う人間がいるだけであって得られるお金の価値は平等
汚い稼ぎ方をやれという訳ではなくお金稼ぎに綺麗事は無いってだけ。
商売をやる人間の人生にはそれぞれの背景がある。
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