「精神を壊すこと」と「気分を管理すること」は違うって話
精神を壊して、最悪の輪廻に突っ込んでる人をよく見かける。
世間一般的な「精神が不安定な人」が知っておいた方がいいことをまとめる
今回は「精神を壊すこと」と「気分を管理すること」は違うって話
自分がなぜ気分を悪くしてるのかの言語化に少しでも役立てばと思う
最初に伝えたいのが、壊れた精神は治らないということ。
なぜ精神が壊れるのかというと、自分の中で作り上げていた自分という概念が崩れるからだ。この崩れた概念を取り戻すには「記憶を消す」みたいな認知を歪ませることをしないと無理だ。精神とは過去の自分が積み上げてきたもので、それは壊れたら元には戻らない。
精神は壊れると個性として上書きされる。上書きしないと生きていけない。取り戻せない過去を取り戻そうとすると人は「死ぬ」という選択肢しか浮かばなくなる。
死ぬか個性を上書きして人生をリスタートするしかない
では、なぜ精神科みたいなものがあるのか
一度壊れた精神が治らないなら、病院は何のためにあるのか。
それは、精神が壊れたがゆえに起こる気分の浮き沈みを管理するためだ。壊れた精神を治すのではなく、壊れた精神との付き合い方が染みつくまでサポートしてくれるだけなのだ
そして、これはもう答えだが、「気分を管理する力を自分で身につける」しか人生をうまくやっていく術はない
「一度壊れた精神は治らない」という現実を聞いて絶望する人がいると思うが、そういう人のために精神とはどういうものかをより細かく書く
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