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「トーフビーツの難聴日記」を読んだ

著者はDJ/音楽プロデューサーのtofubeatsさん。自身のレーベルを運営しながら音楽活動をする、全部自分でやる系のアーティスト。私はサブスクでヘビロテしており、微力ながら再生回数に貢献しているファンです。

この本は、著者が 2018年後半に難聴を患ってしまってから2022年春に4thアルバムをリリースされるまで、約3年半ぐらいの日々を綴った日記。その間には、結婚、上京、スタジオ立ち上げ、コロナ禍、ペットを飼うなど、さまざまな出来事があったことが書かれている

特にコロナ禍。どのように過ごしていたか、どのような想いでいたか。という部分は、自分も似たようなことを感じていて、他の人も同じように過ごしていたんだなと振り返ることができた。
(※ 著者とは置かれている状況も何もかも違いすぎて、自分と比べられるようなものではないのはわかっているが、似たような人がいると安心感を得るみたいな感じでした)

読んでいて「コツコツとコンスタントに仕事をする人」「人との関わりを大事にしている人」という人柄を感じた。それが音楽活動の多彩さにつながっているのではないかと思った。

あと、たびたび「コーヒーとドーナッツ(or お菓子)を食べる」「散歩のついでに喫茶店で読書する」場面が出てくる。ちょっとした息抜きが上手だった。自分はなかなかこういうのができないので、マネしてみよう。

現在の日本の音楽シーンにおいて、tofubeatsさんはオリジナルな存在と思っています。引き続き応援していきたいです。

この本の続きとextra

この本は少し続きが少しあって、公式でPDFで配布されている。こちらもあわせて読んだ。

本の発売が4thアルバムの発売と同時だったため、アルバムのプロモーションとあわせていろんな媒体でインタビューされている。中でも以下のインタビューが良かった。

その他


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