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宅録アーティストの活動日記

“still in a dream”という名前でひっそりと音楽活動をしているのですが、この度 新しい曲“bless me”をリリースしましたので、制作の内容やプロモーションについて綴っていきたいと思います。

制作について

私はいつもkorg gadgetというアプリケーションとrolandのduo capture exというオーディオインターフェースに楽器やマイクを繋いで、音源制作をしています。korg gadgetについては、boys ageというアーティストに影響を受けて使い始めました。かなりシンプルな機材ですが、特に不自由は感じておりません。korg gadgetでは様々なシンセサイザーを使用することができ、今回の楽曲に合う音色をいろいろと試行錯誤しました。ギターとベースに関しては、ファンクっぽい雰囲気を作りたいと思い、オートワウでのカッティングやスラップなどに挑戦しました。

シンプルな制作スペース

楽曲について

今回の楽曲に関しては、イギリスのロックバンド primal screamが1991年に発表した名盤“screamadelica”に多大なる影響を受けています。2022年の夏にボーカリストのボビー・ギレスピーの自伝が日本でも発売されたのをきっかけに自分の中でのprimal熱が再燃し、自伝に詳細に描かれた当時のカルチャーを思い浮かべながら音楽を聴くという日々を過ごしておりました。あらためて、“screamadelica”に激ハマりした私は、音楽の高揚感が身体にプラスに作用していく様子を実感し、その感覚を曲にしたいと思い、今回の新曲“bless me”を作成しました。朝目覚めて、窓のカーテンを開け、太陽の光を浴びながらこれから一日を始めようという瞬間にピッタリとハマる楽曲になったかなぁと思います。余談ですが、トレーニング中に聴いているという先輩がおられてとても嬉しかったです。

大きな影響を受けたボビー・ギレスピー自伝『Tenement Kid』

ジャケット写真について

ジャケット写真に関して、いつも自分自身で作成をしておりましたが、今回は友人のうろもとうとか氏に依頼をしました。ドラマーやDJとして活動する彼は、そのセンスの良さから愛媛県出身のアーティストのフライヤーやアートワークに写真が起用されており、私も彼の写真が好きなので、今回依頼させて頂きました。忙しい中、快く応じてくれて感謝しかありません。彼とは以前同じバンドで活動していたことがあったので、こうやって、音楽を通して未だに繋がれているのは幸せなことだと感じています。

うろもとうとか氏の素敵な写真

プロモーションについて

新曲をリリースするにあたって、計画したプロモーション施策について紹介します。
①プレスリリース
今回 計10通ほど、複数の音楽メディア様にプレスリリースの依頼メールをお送りさせて頂き、“indiegrab様”、“onigiri media様”、“BELONG Media様”に情報を掲載して頂きました。ほとんど実績が無いにも関わらず、紹介して頂き、感謝しかありません。中には過去作のミュージックビデオについても言及してくれたメディア様もありました。いつか何かの形で恩返しできればと思います。

indiegrab様に掲載頂いたリリース情報

②SNS広告
初めての試みで、極めて少額ではありますが、instagramでの広告を利用してみました。instagramのストーリーでの広告のために縦型のトレーラー動画を作成し、広告を1日だけ行ってみましたが、PV数はかなり増加したものの特に大きな効果は得られませんでした。今後利用する場合は日数やターゲティングを見直していきたいと思います。

ストーリー広告のための縦型トレーラー動画

bless me

そんな新曲“bless me”は主要ストリーミングサイトにて絶賛配信中でございます。https://linkco.re/U7QCfgFa
ぜひお好みのストリーミングサイトでご鑑賞頂ければと思います。愛媛の田舎でたった一人でひっそりと作成した楽曲が本当に少しずつではありますが、広がっていく様子を見て制作して良かったなぁと感じています。これからもマイペースに活動を続けていきたいと思います。

still in a dream 愛媛県在住、ソロプロジェクトとして2018年4月に活動を開始。 全ての楽曲制作・映像、アートワーク制作を自身で行っている。 2024年9月に3年ぶりとなる配信シングル“bless me”をリリース


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