生きたくって、生きたくってさ
アタシは誰ですか?
いま何をしていますか?なんと言っていますか?
アタシの中には何が見えますか。鏡に映してみても吐き出してみても何にも見えないのです。
きっと自分では見えないようにうまいことできてるんだと思う。
アタシの中にあるやつ全部ひっくり返してそこにぶちまけておくのでご自由に見ていってください。あとよろしければ教えてください。
アタシって誰でしたか?
朝寝てまた同じ朝に起きてみると、不確かだけど何かが目の前に迫っている気がしてそっと目をつぶりなおす。すっかり短くなった睡眠時間。大学生なんてみんなそんな感じらしいけど、ふつうに体調が悪いのは楽しくないだろ。
寝不足なのにもう目をつぶっているのがしんどい。でも起きたくない。
今日を生きるにはあまりにもふさわしくないよアタシは。
やりたくないことを腹決めてやっている時間に限ってどんどんアイデア湧いてくるのに、いざ本腰入れて形にしようとしたら何にも出てこないのってあるあるですか?
皆さんは他人に迷惑かけることを克服したのはいつ頃ですか?
なんか完璧じゃなくていいっていうのは理解できるんですよ。それで失ったものもあるし、その経験から抱きしめさせてもらってることもたくさんあるんです。
いつまでたっても理想主義とか完璧主義とか。この頃いろんなアンケートやら心理テストやらで言われるんですわ。信じるか信じないかはさておいて、言ってることは理解できる。誰かに叱られたり、やれって言われたことできなかったり、誰かみたいに上手じゃなかったり、気が利かなかったり。恥ずかしいとか悔しいとか以前に人に迷惑かけるのってつらいんですよ。傷つけてしまったかもしんないし。
最近アタシって器用じゃないよなっていうのをはっきりと自覚するようになってきた。不器用なりにまじめに生きているつもりではいるものの、もっとスムーズにできることが増えたらいいのにな。
うまくなりたい。もっと。生きるのを。楽しんでいたい。
大事なものだけじゃ到底生きていけないよ、、、。
高校生の頃、学校よりもバイトメインの生活を送ってた。ありがたいことにバイト先では学校に通えないことを理解してもらってて、思いやりのある年上の方たちにほんとに育ててもらってた。
バイトでためたお金で高い自転車買ったり、一人で旅行行ったり、ほしい洋服買ったり。みんなが一人で挑戦することを許してくれたし見守ってくれた。いやみんなが見守ってくれたから未だ見ぬいろんなことに挑戦できたのかもしれない。
東京に行って演劇に世界を奪われた。色づいていた。ここはアタシの居場所だなって思えた。演劇を愛するきっかけになった人に出会うことができた。おなじ愛を分かち合うことができる人にも出会った。アタシにとって東京って小さくて広くてうるさくて優しかった。
ある日一人のティーンエイジャーが来るはずのなかった世界にやってきてしまった。今頃彼は自分しか知らない普通をなぞり続けたまままっとうな人生(笑)を歩もうとしていたことだろうに。それがどうだいこの町では誰も見ていないふりをしていたから、彼は裸になることができた。裸になることを恐れなくなっていた。裸の自分を愛することを知った。なんてみすぼらしくて情けないカラダだったことだろう。なぜか溢れ出てくる涙越しに輝く肌色がアタシが見たかったアタシ自身だったかもしれない。
東京が思い出せない。思い出せないのです。あんなに大事だったのに。ほんとに何やってんだよ。お前が一番大事にしようって決めたんじゃないのかよ。ほんとに最低。センスないよな。向いてない。大っ嫌い。
心の中ってなんだよ。遠すぎるよ。もう一度触れたいのに。どうしてそんなとこまで行ってしまうんだい。ずっとそばにいてくれると思ったのに。ずっと抱きしめていたかったのに。ずっと一緒だと思ってたのに。
今とてもあなたに会いたいのに。
止まないでよ。アタシの音楽。
ベイベええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!
あー死にたい。もっと生きたいけど死にたい。
死にたいけど死にたくない。多分生きたい。
生きたい。しらんけど。
東京は思いだせない。
ただそこにある。
そしてアタシは誰かの、欲を言えばあなたの音楽になりたい。
本当に愛してます。
ここじゃないどこかのアタシへ。
いま何をしていますか?なんと言っていますか?
あなたの中には何が入っていますか?
アタシにはあなたもアタシも見えません。
あなたにはあなたが、アタシがどんな風に見えていますか。
よろしければ教えてください。
アタシは誰ですか?