鳥山明先生の訃報 俺とドラゴンボール

鳥山明先生が亡くなられた。数時間経った今でも信じられないし、非常にショックだ。





「ドラゴンボール」という作品との出会いは、漫画やアニメではなく、ゲームだった。「ドラゴンボールZ Ultimate Battle 22」というタイトルだった気がする。当時保育園〜小1,2くらい。


それから数年後、小学校3年生か4年生の頃、友達の家に遊びに行った。そこで、テレビが点いていて、そこで流れていたのが「キッズステーション」の中の、「ドラゴンボールZ」だった。特撮以外でバトルものを見るのは初めてだった。


もちろん興奮した。アニメはポケモン以外ほとんど見ていなかったので、「こんなにも面白いアニメがあるんだ!」と子どもながらに思った。それからしばらく経ち、DVDショップへ行き、母親に頼んで、「ドラゴンボールZ」をレンタルした。すっかりハマって、順番が前後してしまうが、「ドラゴンボール」→「ドラゴンボールGT」の順番にレンタルした。




俺はやったことはないが、友達がアーケードゲームをやってるのを見たことがあった。ゴジータとアラレちゃんのコンビがかっこよかった。フリーザとセルのコンビ技「ヘルズバスター」もかっこよかった。


下校途中、まだ「ドラゴンボール」にそこまでハマっていなかった頃、友達に「ポケモンとドラゴンボールのキャラ、どっちが強い?」といったような質問をぶつけたことがある。今考えてみるとものすごく恥ずかしい質問だ。


その後、「ドラゴンボール」「ドラゴンボールZ」「ドラゴンボールGT」それぞれ全話を通しで3回ずつ見ることになる。


「ドラゴンボール改」が放送されることが決まったとき、「ドラゴンボール超」が放送されることが決まったとき、
「ドラゴンボール超」の放送が終了して少し経ったとき。


計4回も見ている。「そんなに見ていて飽きないの?」と思うかもしれないが、飽きるわけがない。5、6…10回と見ても飽きないだろう。流石にそんなに見ていると、飽きるよりも辛い、記憶に残りすぎて次に見たときに新鮮度がなくなる、ということになりそうだが…


ちなみにこの記事を書いている現在、「ドラゴンボール超」は3回見ている。この作品の4回目を見終えたとき、またしばらくしてから全てのドラゴンボールシリーズの
5回目を見ようと考えている。 (「ドラゴンボール改」は「ドラゴンボールZ」のリメイク作品であるためノーカウント。同作品も一度しか見ていない。)



アニメはこれだけ見ているが、漫画を読んだことは一度しかない。それも最近の話だ。何度か目を通したことはあるが、最初から通しで読んだことは一度しかない。漫画が嫌いなわけではなく、アニメから見てしまったので、漫画を見ても躍動感などが感じられないからだ。だが、ネットなどを見ていると、鳥山先生の画力がいかに凄まじいものかがよくわかる。ベジータと悟空の戦い、悟空とフリーザとの戦い、セル戦の悟飯の覚醒等々、書くとキリがない。この作品がアニメとなり、日本だけでなく全世界の人々の目に留まり、大ヒット作品となっている事実に、日本人として誇りに思う。



30近い俺はドラゴンボール世代ではない。漫画が連載されていたとき、母親のお腹のなかにすらいない。だが、そんな俺でも虜になり、俺より下の年代でもハマる、それが「ドラゴンボール」だ。文字通り、老若男女知らない人はいない作品であるそんな作品を生み出してくださった鳥山明先生に、感謝してもしきれない。



あるとき、ふと思ったことがある。
もしもドラゴンボールが本当に存在していたら、国宝的作品であるこのアニメの声優さんの声を全盛期の頃に戻して欲しいと。過去に亡くなられたこの作品の声優さんを生き返らせて欲しいと。


今回の訃報で改めて、ドラゴンボールが本当に存在するのなら、7つ集めたらこんな願い事をしたいと思った。
「ドラゴンボールという作品に携わってきた全ての人々を生き返らせて欲しい」
「ドラゴンボールの声優さんの声を、全盛期の頃のように戻して欲しい」
「ドラゴンボールという作品に携わってきた全ての人々を不老不死にしてほしい」


そう思うほど、この作品は、この作品に携わってきた全ての方々は素晴らしい。そして、永遠に続いて欲しい



俺の中で「ドラゴンボール」は一番大好きなアニメです。これからもそれが変わることは絶対にありません。

鳥山明先生、お悔やみ申し上げます。安らかにお眠りください。

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