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思わぬ商品トラブル2連続

今年の6月、つまり今から半年前に注文したチルノのフィギュアが届いた。

馬車馬の如く働いていた僕の、血と汗と涙の結晶だ。そして今の僕は血湧き肉躍る程にテンションの高ぶりを見せている。半年待った甲斐あり、とても満足度の高い品を手に入れた。しかし、ようやっと僕の前に鎮座しているチルノですが、今日に至るまでに2度のトラブルに見舞われた。

実はこのフィギュア、本来はもう少し早く届く予定だったのだ。というか、実際に届いてはいた。佐川急便から「この日のこの時間帯に届けるで〜」というメールが送られてきてからワクワクが止まらない。今か今かと待ち侘びて、遂に届けられた段ボール箱を手に取り童子のように大喜びする。これが12月初頭の出来事。あわてんぼうのサンタクロースからのクリスマスプレゼントであった。

フィギュア本体を箱から慎重に取り出し、台座に設置する。クゥ…惚れ惚れするほど美しいぜ…と眺めていると、気になる点を発見した。チルノの背中から生えている氷の羽。その先端部分の手触りがザラザラとしているのだ。

これは…何だ…?このチルノ、表情をはっきりと見せるために前髪の部分だけ白味がかっていたり、部分的にラメが入っていたりと、細部がかなり凝っている。羽についても、部位によって透き通り具合に差があるなど、のっぺりした印象にならない工夫が施されている。なので、羽先端のザラザラも”そういう仕様”なのではないか、と考え、一見して不具合だと断じることは出来なかった。ということで、販売元であるFURYUに問い合わせてみた。これは仕様なのか、あるいは不具合なのか、と。

実に迅速な対応で、半日もしないうちに返答があった。いわく「不具合品だから交換対応をする」とのこと。正直、自分でもかなり細かい指摘だとは思った。人によっては「そのくらい別にいいじゃん」というレベルだろう。ただ、それなりの価格の商品なので、この重箱の隅をつつくような拘りもご容赦願いたい。

フィギュアを段ボール箱に戻し、指定された住所に送った。その数日後、お詫びの書かれた手紙とともに交換品が届けられた。一度辛酸を嘗めさせられたが、ようやくチルノを手元に置いておけるってわけだ!最初に届いた時の気持ちを思い出し、フィギュアを箱から取り出す。…が!なんと、今度はフィギュアを台座にはめられないトラブルが発生!

30分くらい格闘したがダメだった。不本意ながら、交換前の品で”はまり具合”を把握しているので、これが明らかな不具合であることを確信できた。そもそも、台座の突起とフィギュア足に空いた穴の間隔が違う…!残念だけど、再びFURYUに連絡をして交換対応をしてもらった。

そんなわけで、2度の不具合トラブルを経て、やっとこさチルノが正式にお目見えだ。三度目の正直だね。⑨にちなんでトラブルが9回続くかと思ったよ。

僕のハンドルネームの元になっているくらい思い入れのあるキャラクターなので、これほど完成度の高いフィギュアを手に入れられて感無量です。企画、製作、販売、そして迅速に交換対応をしていただいたことに限りない感謝を。

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