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ぬ〜べ〜、新作アニメ来るってよ

ついに来ました。ぬ〜べ〜が26年ぶりの新アニメ化です。「ついに」なんて言いましたが、今の今までまったく思いもしなかった。たしかに、近年80〜90年代のアニメが続々リバイバルされている。ついこの間もらんま新作でネットが沸いていたところです。アニメもゲームもアラサー、アラフォーから金を巻き上げる気満々だ。いいでしょう、喜んで財布の紐を解こうではないか。

普段の日記で僕が1つのアニメ作品について取り上げることはあまりない。そんな僕が今回ぬ〜べ〜のアニメ化に言及するのには理由がある。そもそも初代アニメが放映されたのは96〜97年であり、その頃の僕は幼稚園でポケモンカードに夢中だった。ぬ〜べ〜が放映されてはいるものの、内容的に園児には少々早すぎる。つまりドンピシャで世代な作品ではないのですが、小学校時代をアニマックスに捧げた僕は、ちゃっかりぬ〜べ〜で育っているのだ。なんならアニメだけでなく原作にも手を出していた。察しの良い方ならお分かりでしょう。ぬ〜べ〜の原作は、小学生にはなかなか刺激の強い描写もある。舞台は小学校だし、登場人物も小学生なのに…なのにどうしてあんなにエッチなんだ!それとは裏腹に(?)、ぎょっとするような悍ましいシーンもあったりで、作品全体が「こんなの見ちゃっていいの?」と、小学生の背徳感と好奇心をくすぐる絶妙なバランスで構成されていたのだ。ぬ〜べ〜からエログロの扉を開いたキッズも多くいることでしょう。

こちらの日記に書いているのですが、僕はぬ〜べ〜に登場する「ゆきめ」に数々の性癖を植え付けられている。青髪をはじめ、やたらと裾の短い和装、黒のタートルネック、その他作中でのシチュエーションなどなど。もちろんスケベな要素だけではない。パラレルワールドやアカシックレコードなど、厨二心に突き刺さる言葉や概念との出会いもあった。この作品においては、僕は何かを学んだというより「覚えた」と表現するのが適当だ。今の僕を形成する価値観、その1つの原点がぬ〜べ〜にはある。そのくらい思い入れの強い作品なのだ。

新作アニメについては、まだキャストもキービジュアルも発表されていない。はてさて、どうなるか。僕としては、主役たるぬ〜べ〜さえキャストを続投してくれれば御の字、くらいに思っています。置鮎龍太郎さんはバリバリ最強な現役ですから、特別な事情がなければぬ〜べ〜役になるはず…というのは楽観しすぎでしょうか。らんまなんて主要キャラの声優は全続投ですからね、凄すぎます(全員が存命ということも含め)。

余談ですが、作中に「眠鬼」というキャラが登場します。残念ながら現時点でアニメには登場していないのですが、なんとフィギュアにはなっています。

見てくださいこのデザイン。メ◯ガキの先駆者といっても過言ではないでしょう。今こそアニメーションで動かしてほしい、いや動かすべきだ!制作会社さん、お願いします。僕の考えですが、このキャラクターをアニメで登場させづらい理由として「物語がやや複雑化する」が挙げられると思う。漫画よりも少ない話数で完結させなければならないアニメにおいて、ストーリーがゴチャつくのは避けたいことでしょう。ネタバレにならない程度に言うと、この眠鬼を単体で登場させるのは難しい。彼女を登場させるなら、他にも登場させなければならないキャラが出てきてしまう。さあ、そんな状況で眠鬼は登場するのか…してくれ頼む…!不安より期待のほうが圧倒的に大きい新作アニメ、座して待つとしましょう。南無大慈大悲救苦救難!

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