St. Gallen Symposiumのご紹介
初めまして、St. Gallen Youth Club of Japan事務局です。私たちは、St. Gallen Symposiumの過去参加者有志による団体です。
このnoteでは、St. Gallen Symposiumについて、私たちの活動について、より多くの方にお伝えできればと思います。
第一回は、St. Gallen Symposiumの歴史についてです。
St. Gallen Symposiumとは!?
St. Gallen Symposiumは、スイスのサンクトガレン大学が主催する世界最古の国際会議の一つです。
"今日のリーダー(Leaders of Today)"と"明日のリーダー(Leaders of Tomorrow)"の対話の場
St. Gallen Symposiumは非常に長い伝統と歴史がある国際会議です。
政治、経済、文化、アカデミア等々、様々な分野・業界の今日のリーダー("Leaders of Today")と30歳以下の将来のリーダー("Leaders of Tomorrow")、その他メディア含む関係者約1,000~1,500人が一堂に会し、その年のテーマに沿って対話を行います。
過去に参加された”Leaders of Today”の方々(一部、肩書きは参加当時のもの)は以下の通りです。
・コフィ・アナン氏(国連事務総長)
・クリスティーヌ・ラガルド氏(IMF専務理事)
→ラガルド氏へのサンクトガレンでのインタビューの様子は、こちらからどうぞ。
・ケルスティ・カリユライド氏(エストニア大統領)
・黒川清氏(東京大学名誉教授)
・三木谷浩史氏(楽天創業者、代表取締役会長兼社長)
・松本大氏(マネックスグループ株式会社取締役会長)
・室伏広治氏(2004年アテネオリンピック ハンマー投の金メダリスト)
国際機関や各国政府、企業経営者、研究者、文化人、スポーツ選手等々、様々なバックグラウンドのリーダーたちが参加されていることがお分かりいただけたのではないでしょうか。
St. Gallen Symposiumの歴史 ~設立から今日まで~
St. Gallen Symposiumは、1969年にサンクトガレン大学の学生によって設立されました。当時は、公民権運動やベトナム反戦運動含む学生運動の真っ只中。学生運動は日に日に激しくなり、一部は暴動に発展することもありました。
そんな中、ISCのメンバー達は対話での問題解決を目指しました。リーダーと若者を集め、建設的且つ問題解決を目的とした対話の場を設けたのです。
その後、シンポジウムは様々な協力者により発展していきました。財団によってバックアップされ、学生を対象としたエッセイコンテストも開催されるようになりました。
現在は、スイス他各国の企業がスポンサーとなり、より充実した対話の場とすべく、サンクトガレン大学の学生によって組織されるISC(International Students' Committee)により運営されています。
毎年決められたテーマに関し、参加者同士で対話を行う形式となっています。2024年のテーマは”Confronting Scarcity”でした。
コロナ渦により対面開催は一時中止となりましたが、オンラインで代替開催、対話を続けました。「世代間対話」の精神は不変です。
より詳しい歴史を知りたい方は、Wikipediaをご覧いただければ幸いです。
世代間対話の精神を広め、日本からより多くの"Leaders o Tomorrow"をスイスに送りたい!
私たちSt. Gallen Youth Club of Japanは、日本においてSt. Gallen Symposiumの世代間対話の精神を広めると共に、より多くの"Leaders of Tomorrow"をシンポジウムに送りたいと考えています。30歳以下の学生・社会人の方々にとって、シンポジウムに参加されることで得られるインスピレーション、ネットワークはとても大きなものであるからです。
次回は、St. Gallen Symposiumの"Leaders of Tomorrow"に焦点を当てたいと思います。どのような人が参加するのか、どのように選考が行われるのか。
質問やリクエストがあれば、以下までメール頂けますと幸いです。
pr.stgallenycjapan@gmail.com(St. Gallen Youth Club of Japan事務局PR担当)
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