日本対中国 気付きと考察
はじめに
昨日、W杯アジア最終(三次)予選・日本代表vs中国代表があった。
気付き
いわゆる戦術の重要性が浸透してきた感がある現代サッカーです。昨日の試合では、サッカーには相手があると言うことを考えさせられました。
日本代表と中国代表の間には、能力上の差があった。おそらく中国代表の監督はその差は大きいと考えた。
結果、中国代表が取った戦術は自陣で完全にブロックを作って守る、奪ったら長い距離のカウンターでした。ボールを持てた時にはロングボール回収からの二次攻撃という戦術を選びました。しかし、後者の戦術についてはゲームの構図上あまり発生しません。
ゲームの構図は完全に日本の崩しvs中国のブロックとなっていました。
日本のゲーゲンプレスの出足も早く、奪われた瞬間の回収も早かったです。
ここからわかることは、このゲームには日本のビルドアップ・中国のハイプレス・中国のビルドアップが無かったということです。
この場合、数少ない全員練習の中で選ぶべき練習テーマは何が相応しいのでしょうか。例えば、ビルドアップを選んだとして、それが勝率を高める選択なのでしょうか。
ゲームの構図がどうなるかは、ゲームが始まるまで予想できません。また、相手が変わればゲームの構図は一転して変わります。
指導者は自分たちが何をするかと相手が何をするかのバランスを把握する努力をしなければならないと強く感じました。
考察 日本が提示した解決策
先述したゲーム構図の中で日本が示した解決策は3つあります。
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