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〖徒然雑感6〗音楽あれこれ:洋楽と邦楽と私

つい最近まで私は「洋楽最高!邦楽?J-POP?興味湧かん!」というスタンスで、洋楽ばっかりの音楽生活でした。

ただ、これまで邦楽を聴いてこなかったかというと、そんなことは全くなく、むしろYMOの『AFTER SERVICE』は人生で一番聴いたアルバムですし、初めて行ったライブはSHEENA&THE ROCKETSですし、A.R.Bの一度目の解散ライブに行って「凌、役者がんばれよ!」なんて応援したりしたほど、がっつり邦楽を聴いていました。

ARB / ウィスキー&ウォッカ(初期ARB)

ただ、同じころにA-HAを始めMTV時代の洋楽に出会い、邦楽にはない音楽性を感じ、だんだん洋楽にまみれるようになりました。また、邦楽の「負けないで!」的な応援歌ソングに対して、「別に応援されたくなんかないね!」という天性のあまのじゃく気質が発動してしまい、余計に邦楽から遠ざかっていました。

それが一変したのが、家族が応募して当選したAdoの国立競技場でのライブ『心臓』を観に行ったことでした。とにかくAdoの歌声に衝撃を受け、ファンクラブに入り、次のツアーのライブに今度は自分で応募するぐらいにハマってしまいました。やはり生で体感するということは非常に大きな意味を持つことを実感しました。

【LIVE映像】桜日和とタイムマシン with 初音ミク 国立競技場 2024.4.28【Ado】

洋楽離れが叫ばれている昨今ですが、Adoをはじめ、今の邦楽には洋楽のエッセンスを吸収した上で進化した部分が多々あり、そこに今の若者は反応しているのかなと思ったりします。かなりガラパゴス的な進化だとは思いますが、そこがまた、わざわざ意味のよー分からん英語の歌を聴くということから遠ざけている一因なのかもと考えています。

この「洋楽・邦楽」問題は、ずっと考えてきたことで、また改めて触れていきたいと思っています。「日本人が全編英語の歌詞の歌を歌うことの意味」など、まだまだ疑問や問題は尽きません。

それではまた。



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