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素晴らしき日本の文化

世界的に和食がブームになってから久しいし、昔は海外製品のほうが優れていた精密機械や自動車でしたが、昭和の頃は日本製品がが圧倒的に世界的に評価されていました。
スポーツの世界でもサッカーや野球で世界的に活躍する人も出てきたし、今後は音楽でも世界的な活躍をする人が出てくるでしょう。

昔は音楽で海外に出るとしたら、インストか、歌なら英語で勝負するしかなかったのですが、今後は日本語のままで世界的なヒットも可能でしょう。
なぜなら日本のアニメが世界中でブームになったことで、日本語や日本語の歌に抵抗がなくなったからで、なんなら日本語を話せるようになりたいとか、日本語の曲を歌いたいという人も世界的に増えています。
もともとコスチュームプレイの略で「コスプレ」という言葉が生まれましたが、今では「Cosplay」という単語がありますからね、アニメの影響力は恐るべしです。

僕ら世代の音楽人にとっては、シティーポップって懐かしい言葉ですが、現在ではその懐かしいシティーポップが世界を席巻しています。
そのメロディーやサウンドがノスタルジックで受けているようですが、特に「真夜中のドア」は多くの国で支持されているようです。

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カバーで特に話題になったのは、インドネシアの「Rainych」という若い女性ボーカリスト。日本語は話せないのに全く違和感のない歌です。



おそらくこの流れは一時的なものではなく、今後も続くことになるだろうし、日本語の歌=アニソン的なイメージで、世界中に受け入れられるようになるでしょう。
以前友人が、日本のバンドを海外に向けてプロモーションしていて、ロンドンでのライブが決まった時に、急遽英語版を用意したそうなのですが、結果的に日本語のCDが圧倒的に売れて、英語版は在庫として抱えることになったと言っていましたから、やはり日本語は特別なものなのかもです。

日本人が洋楽に憧れて、洋楽テイストの日本語ポップスを盛んに作っていたのが40年前で、それが今、世界中で支持されているのは、とても面白い現象ですが、日本語特有の響きや言霊も影響しているのだろうし、英語で勝負しても本物には敵わないし、日本語のままで洋楽風でいいってことなんです。
楽器や音源やサウンドも、80年代のものがウケている傾向があるし、ノスタルジックな日本語曲は、日本人にとっては原点だし、海外の人たちにとっては新鮮なのかもですね。

日本がハード面で世界を席巻したのは昭和の頃でしたが、ソフトではまさに令和なのでしょう。
今のJ-POPも素晴らしい曲がたくさんありますが、温故知新じゃないですけど、時代を遡って過去のヒット曲を洗い直してみるのもいいですね。

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