世界レベルの音楽に酔いしれた夜
昨日から青森に来ています。
レンタカーを借りてぐるっと津軽半島を周り、竜飛岬や太宰治の生家である斜陽館を訪ねたのですが、主な目的はライブを観ることでした。
そのライブとは、ボーカルのマリーンさん、ギターの吉田次郎さん、ピアノのクリヤマコトさんの3名で構成される「THREESOME」で、五所川原のFOREST BLUEというホールで行われました。
吉田次郎さんとクリヤマコトさんは、ジャズ界では世界のトップクラスの方たちとも親交があるプレイヤーで、素晴らしくクオリティーの高いプレイを聴かせてもらって魂が震えました。
マリーンさんの円熟したボーカルも冴え渡っていて、あらためて音楽の素晴らしさと歌が持つエネルギーを実感した夜でした。
吉田次郎さんとお会いするのは初めてでしたが、クリヤマコトさんとは実に25年ぶりの再会で、その昔、インディーズのレーベルを運営している時に、プロデューサーとして関わっていただいたり、僕が主催するイベントに出演していただいたりしたことがあるので、昔話に花が咲きました。
マリーンさんも僕がソニーミュージックの社員だった頃、レコーディングスタジオでよくお会いしたので、「以前お会いしたことありますよね?」って覚えていてくださったようで嬉しかったです。
ライブ後に楽屋にお邪魔したのですが、軽く食事を取りながらいろんなお話を聞くことができました。
最近はカバー曲の許諾を取ることが以前より難しくなっていることや、契約するレコード会社によって考え方が違うこと、洋楽扱いになるか邦楽扱いになるかによって、制作やプロモーションのやり方が大きく異なることなどなど、興味深い話が聞けて楽しかったです。
地元大沼でも、ジャズフェスを開催していた歴史もあるので、クリヤマコトさんとは、来年以降で何か企画を考えたいですねということになりました。
久しぶりにご一緒できるよう、これから準備をしていきます。
ということで、とても印象深い青森への旅となりました。
北海道の隣の県ではあるのですが、海を越えるのでなかなか移動も大変です。まだまだ行ったことがない場所だらけだし、特に東北は今まで縁が薄かったので、なるべく海を渡る機会を増やそうと思っています。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?